外道知事の下にミロは単独で乗り込むが・・・
ビスコを眠らせて一人で日本維新の会に乗り込むミロ。それを罠を張って待ち受けている外道な知事。ミロはかなり戦略を練っていたようだが、外道はその上を行っていた。以前に人体実験をしたキノコ守がいたというような話が出ていたが、やっぱりそれはこの外道だったということか。これはある程度予測の範囲だな。で、サビクイを支配することで政府をも支配しようと考えたと。利権と権力欲が完全に一体となっていて、そのためには市民はいくらでも犠牲にするという見事なまでな日本維新の会の理念です。
相手がキノコ守だったせいでミロの戦術は破られてしまうが、そこに乱入してくるビスコ。キノコ守としての力量は間違いなくビスコの方が数段上だが、相手をそれを補って余りある卑劣さを持っているか。ところでサビクイはキノコ守の血で発動するらしいが、あの外道の血でも発動するんでしょうか?
悪役が存在感を示しているが、決着はつくんだろうか
とりあえず大ボスらしき奴がいかにも大ボスらしい外道さを全開で思い切り胸糞の悪い展開ですが、やはりストーリーを立てる場合において悪役ってのは重要です。悪役が悪役らしい存在感を示さないとストーリーが浅くなって仕方ない。その点ではこの作品の悪役は存在感がデカすぎるレベルで主張してますね。もっとも気になるのは、このペースで話に決着がつくのかどうか。やはり最終的にはあれだけの悪党は絶対ボコらないと視聴者の方も納得が付かんぞ。
しかしキノコの毒ってあらゆる機能を持ちすぎだろ。人間を操る毒まで出てきたようだから、この調子だと外道がキノコ人間になって不死化するって展開もあり得るよな。そうなりゃほとんど魔王討伐の話になってしまうが。それにしてもミロとビスコの絆が知らない間に滅茶苦茶強くなっている。ミロのために命がけでやって来ていた男ツンデレのビスコ。
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