白鷺館アニメ棟

放送中のアニメ作品について、アニメファン歴50年以上という鷺が軽いツッコミを交えて与太話

天才王子の赤字国家再生術 第8話「そうだ、私がやってみよう」

フラーニャの思いがけない外交デビューだが、意外と未完の大器

 カバリヌとのドタバタがようやく決着がついたと思ったら、今度は帝国の後継争いのドタバタに巻き込まれるウェイン。ロウェルミナはウェインを引き込む気満々なのが分かっているから、適当に理由しけてブッチしたいウェインだが、会議中にウェインが送った目線を非常に前向きに勘違いしてしまったフラーニャの決断で事態は思わぬ方向へですか。

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 さっそく外交戦に巻き込まれて疲れ切っているフラーニャですが、その割にはしっかりとした対応をしています。これが外交デビューとは思えんな。家庭教師の薫陶がよろしいんだろうな。あの兄貴を尊敬して日夜勉学に励んでいる真面目少女だけあって、この年にして既に才覚の片鱗は見えているな。確かにこの後、世間に揉まれていったら末恐ろしい大器かもしれん。ウェインものんびりと楽隠居したいんだったら、売国するよりも王位を投げ出して妹に譲った方が良いかもしれんぞ。ニニムが後見としてそばに付いているが、フラーニャの末恐ろしさは感じているだろう。

 

 

一方の皇子共は・・・見事なボンクラ揃い

 それに対して、帝国の皇子共は・・・3無能ってところですか、決定的な無能に脳筋、口先だけ男の取り合わせ。しかし中でもやはり長男が一番図抜けた無能。無駄なプライドだけ高くて人格・能力共に最底辺というところ。なるほど、本来なら後継ぎのはずの長男があれだけ無能なものだから後継争いが起こってしまった。普通は長男は特に才が走るというほどではないまでも、とりあえずは無難ってタイプが多いんですが。先代の皇帝はかなりのやり手だったようだが、残念ながらその才は息子たちには継がれなかった模様。

 それにしてもあの長男の使えなさぶりは異常だな。典型的な「敵にすると鬱陶しいが、味方にすると頼りなさ過ぎる上に信用できない」というタイプ。まあお友達にはしたくないし、まかり間違っても上司にしたら人生終わるというタイプです。だけど現実にああいうのに限って権力握っていたりするからタチが悪いんだが・・・というか、権力持っている奴にしか成立しない性格なんですわ、ああいう歪なのは。権力持ってないのにああいう歪な性格の奴は、回りからつまはじきにされて終わりですから。

 にしても、いつの間にウェインがやって来てたんだ? 結局は何だかんだで妹が心配で来てしまったのか。妹の方は明らかにブラコンだが、兄貴の方もシスコン気味だな。

 

 

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