白鷺館アニメ棟

放送中のアニメ作品について、アニメファン歴50年以上という鷺が軽いツッコミを交えて与太話

怪人開発部の黒井津さん 第7話「甘き抱擁に香る甘美な毒に迷い、(以下略)」

このご時世に飲み会ネタですか?

 えーっと、いきなりサラリーマンには付き物の飲み会ネタですか。しかし今はご時世がね。これだけ多人数の飲み会は今は完全にアウトです。

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 それにしても幹部のカミュラ様がなんで押しかけてるんだってとこだわな。しかも泣き上戸の模様。どうも彼女は私生活で友達がいないみたいなんで、そこのところの孤独感をもろに抱いているようだ。そこを突かれて以前には黒井津さんに完全に足下をすくわれていたし。

 で、アルコールでは酔わないはずの怪人連中が、ものの見事に全員空気で酔ってしまったと。うん、アルコールが皆目ダメな私は、飲み会では絶対に酒に手を付けないんだが、本当にその場に漂うアルコールの蒸気で酔ってダウンしちまうんだよな。まあこの場合の空気で酔うの意味とは違って、本当にガスで酔ってるんだが。怪人共の酔いっぷりも千差万別だが、カノン君の説教酒ってのは何となく納得できるな。こういう無駄に真面目な奴って、酔っ払うと急に他人に説教始めたりする。ちなみにメギストス様は唐突に寝落ちするらしいな。

 そしてビールを一杯飲んだだけのウルフくんは完全に酔ったようです。ビールを不味いと言っていたが、酒の飲めない私には良く分かるわ。確かにビールに口を付けた経験はあるんだが、よくまあこんなマズい飲み物を飲めるもんだって驚きましたから。ちなみに私にとってワインは酸っぱい、日本酒は辛いというイメージしかないです。

 

 

黒井津さんの意外な一面に完全空回りのウルフくん

 酔いつぶれてしまったウルフくんは黒井津さんの部屋に運ばれたようです。妹扱いをされてしまっていましたが、黒井津さんはウルフくんを全く男として見てませんね。そもそも男として見ていたら、女性の一人暮らしの部屋に運び込んだりはしませんからね。まあそもそも身体が女なので、黒井津さんを押し倒すことも出来ませんが。ウルフくんは必死で自分を男として認識させようとしているのだが、ことごとくから回っている。まあ外見が美少女にされてしまいましたからね。そう言えば、転生したらおっさんが美少女になっているって話が今期にありましたね。これって、最近流行のパターンか? ただLGBTの時代になったら、これって性同一性障害をおちょくっているようでヤバい気もするんだが(性同一性障害の当事者はかなり真剣に悩んでいる場合がほとんど)。

 いきなり町に連れ出されるウルフくんだが、黒井津さんが妹ポジションとしてしか見ていないからどうしてもデートにはならない。そもそもウルフ君自身が、ドンドンと女っぽくなって行っている感じがあるんだよな。身体の性に引っ張られつつあるんじゃ。

 そして今こそ男を示すチャンスと思ったら、予想外に黒井津さんの戦闘能力が高すぎたと。幹部狙っているそうですから、戦闘能力も必須のスキルですか。しかし明らかにウェイトに欠ける身体で男を失神させる一撃をかますのは確かにかなり高いスキル。ウルフくんはそれに対して、身体のパワーで押す戦い方しか知らないからな。明らかに黒井津さんの方が戦闘巧者。で、その挙げ句に妹ポジションからとうとう娘ポジションにされてしまった。こりゃウルフくんはいよいよ迷走だな。

 それにしてもいよいよ水木さんの話は、本編とは全く無関係のローカルヒーロー紹介コーナーとなっているな。正直話の中身がバラバラすぎて、この作品がどこ向いているのかが全く分からないんだが。最近なんてブレイダーさえ出てこないし。

 

 

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