白鷺館アニメ棟

放送中のアニメ作品について、アニメファン歴50年以上という鷺が軽いツッコミを交えて与太話

天才王子の赤字国家再生術 第5話「そうだ、罪を被せてみよう」

策略を持って隣国を完全に屈服させる

 いきなり大胆にもアントガダル侯の元に乗り込むウェイン。グリナッヘに反乱計画が既に皇女に漏れていることを告げて、ゲラルトに全責任を被せて穏便に済ませることを提案する・・・が、ウェインもその可能性を考慮していた通りに、半ば破れかぶれでウェインを捕らえて亡き者にという方向に走ったか。いかにも愚かな決断である。ウェインを亡き者にして皇女の身柄を押さえるつもりでいたようだが、それを実際にやったら大っぴらに帝国に反旗を翻したことになると思うのだが・・・。まあこの男も無能ってことですわ。まああのアホの父親だけのことはある。息子のアホさが自分の息子であるからということぐらいは分かっていたようだが。

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 そしてウェインには別の刺客が。ウェインは手練れの護衛を同行していたようだが、ウェイン自身もかなりの手練れですね。まあ槍の奇襲を防げたのは半ば偶然だったようですが。相手もそれなりの手練れだったようだが、精神面から動揺を誘うのはさすがにウェインらしいところ。私は彼らは帝国に滅ぼされた連中の末裔と睨んでいたんですが、もろに西側の工作員ですか。露骨だな。ところで私、前回の記事で西と東間違ってました。あの地図をイメージしながら書いたのに、なんで西と東を間違えたんだろう。大分ボケてきたか?

 グリナッヘはウェインを捕らえるべく騎兵で追撃をかけたが、そこにはすべてを予測していたウェインが用意していた軍勢が。ただしグリナッヘがそれを見て引き返して全軍集めて戦闘を挑んできたら勝ち目がないので、ここで完全にグリナッヘの戦意を削ぐべくだめ押しを。戦闘は単に戦力がぶつかるだけでなく、基本的には完全に意欲をへし折ってしまった方が勝ちです。こういうところが策士のようです。とにかくダメージを与える時にはぐうの音も出ないほどに完膚なきまでに叩きのめしておくと、後で反抗する気にさえならないということ。ウェインにしても隣国が大人しくなれば今後やりやすいでしょう。

 

 

ウェインに気があるロワは今後どう動くか

 で、やっぱりロワはウェインに気がありましたね。そりゃニニムでなくてもバレバレですわ。ウェインの方はそういうことはあまり気にかけていない模様ですが。ウェインの気持ちは完全にニニムにあるんだろうな。ロワはそれが分かっているから、自分の気持ちに気づきながらも伏せていたところがあるんだろう。それをニニムから単刀直入に突っ込まれたから、彼女にあり得ないほどに動揺したと。

 やっぱりウェインって、さっさと売国して王なんて窮屈な立場を放り出して、自由な境遇でニニムと一緒になるつもりのようにしか思えんのだよな。ニニムの方は一生王としてのウェインに影として寄り添っていくつもりのようだが。

 

 

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