リャンハを狙うホーは自爆か?
何か良く分からんな。要はホーはかつて自分を拾ってくれた組織の幹部が、リャンハが1人で組織を壊滅させた時にリャンハの手によって殺されたので、その復讐をしたかったのだということは分かる。しかしここまでかなり周到にリャンハの周囲を探って計画を立てていたように思える彼が、最後の最後になって極めて雑な行動をしてるんだよな。
あの間合いで銃を構えて戦意満々のリャンハに対して、最初からナイフで挑んでいるってのが謎。まあナイフでの暗殺技に自信があったんだろうってことだが、それでもあれはナイフの間合いでなくて銃の間合いで戦闘している。リャンハはシャトーさんの場所を聞くつもりで急所を外した銃撃をしているが、それでもリャンハに接近する前に弾丸をぶち込まれてしまっている。あの状況で戦闘を挑むのなら、シャトーを人質としてもっと有効に活用して、リャンハの反撃を完全に防いだ状態で戦闘挑まないと意味ないのに(それこそシャトーを盾にするとか)。
どうもシャトーを吹っ飛ばして、絶望的感情に追い込まれたリャンハを見たかったようであるのだが、それにしてはシャトーを置いていた場所が離れていたから、あの時点で本当にシャトーが死んだかどうかは分からないんだよな。で、やっぱり結局はシャトーに逃げられてしまっている。一方でホーがシャトーの場所を白状するつもりがなさそうなのを見て取ると、リャンハはあっさりとホーを殺してから自分で探すというように方針転換しており、結局は致命弾をぶち込まれてしまって、せいぜい反撃でリャンハに重傷を負わせるのが限界だったと。何か自爆っぽいんだよな。まあいかにも頭悪そうだったから、こいつは馬鹿だったんですで片付けるという安直な手はあるが。
リャンハを狙う連中が登場し、シャトーの謎の過去など盛り上がってはいるが
で、とりあえずどうやらリャンハを狙う謎の勢力が存在するようで、そこの刺客がいかにも根性悪そうなガキのようです。こういうキャラってこの手の作品には必須のように登場するな。昔だったら声優は間違いなく佐々木望か石田彰辺りなんだが、今時の声優は私は知らない。今回の船にも乗り込んでいたようだから、ここでリャンハと戦うことになるのか。
そしてリャンハをシャトーを救出するが、さすがにかなり深手を負っていたので失神したようです。「初めて」と言っていたが、確かに失神したら殺し屋としては致命的だから通常はあり得ないな。さすがのリャンハでも、シャトーを救い出せたことで安心して気が抜けたか。もっともそこからの快復力はさすがに超人レベルだったが。
と言うわけで、相変わらず何を考えているか分からないリャンハに、否応なしに巻き込まれてしまっている形のシャトーさん。さらに2人の過去には何かがありそうなんだが、それは何なのか? などという謎を秘めつつ次の事件が始まる模様だが、結局はこの辺りのところ決着がつくんだろうか? なんかすべて中途でうっちゃる嫌な予感が今からプンプン。
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