白鷺館アニメ棟

放送中のアニメ作品について、アニメファン歴50年以上という鷺が軽いツッコミを交えて与太話

白い砂のアクアトープ 第23話「水族館の未来」

何となくそれぞれの道が見えてきました

 ありゃりゃ、前回私が言っていた方向にマジで進みそうだ。風花は海洋環境保護の志を胸に研究機関の方に動き出したし、くくるは営業職を続けることになりそう。そしてこのことが、どことなく共依存関係に近くなりかけていたこの二人のそれぞれの自立につながると。

     
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 風花のプレゼンがまた独得でしたが、彼女って子供の扱いが結構上手いところがある。だからくくるの扱いも上手い(くくるは中身がかなりお子様ですから)。ああいうのを見ていたら、実のところは彼女は研究者よりは教育者に向いているんではという気はかなりする。環境保護の方に力を入れていったら、最終的には伝道者になるんではと感じますね。いろいろな場で子供を中心に環境保護の重要性を訴えるという。

 

 

男ツンデレ・諏訪が秘めていた熱い想い

 そして男ツンデレの諏訪にはやはり過去があったか。経営破綻した水族館の後始末に関与したことで、もう二度とそんな悲しいことにならないようにしたいと、ティンガーラの経営基盤の安定化に腐心していたということのようです。館長が言っていた「彼は優しいから」というのはそういう意味だったんだな。凄く納得だわ。しかしそういう想いを表には一切出さないところが、ツンデレキャラのツンデレたる所以。

 飼育をくくるが辞退するとなったら、飼育に行くのは夏凜姉さんになるのか。彼女は飼育がしたくて水族館に転職までしたんだから、ようやく念願のということになるな。ただ明らかに彼女は広報としてかなり有能だと思うから、ティンガーラの戦力としてはいささか残念感もありそう。

 次回が最終回の模様だが、くくるが手がけていたティンガーラウェディングを成功に収め、新たなる飛躍を心に誓う。そして風花はくくるの成長を感じつつ、自身も成長をするべく海外へというところか。気になるのはくくると櫂の関係について、何かの進展を思わせる表現があるかというところと、何となく未解決な感のある空也についてか。

 

 

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