突然やって来た小姑にそつなく対応する新妻リット
「兄貴べったりの小姑きたーっ」で、本来なら内心忸怩たるものがありそうな新妻リットなんですが、意外にすんなりりと小姑を受け入れている。なかなかよく出来た嫁のようで(笑)。ルーティも兄貴に恋人がいるのが了解済みで、兄貴べったりの模様。
その挙げ句に勇者が魔王討伐を放ったらかして「ここで住む」とか言い出した。本当にそれで良いのか。どうやら勇者の加護という名の呪いはそれを許さないようだから、ルーティは例の薬でそれを無理やりに押さえ込んでいるようだが。
裏で暗躍している魔族は、勇者の能力を低下させるとかを目論んでいるのではと思えるのだが、勇者が任務を放り出してしまうことまで想定していたんだろうか? 今のルーティの状況を見たら「えっ?」ってことになりそうな気もするんだが。
それにしても最前線では魔族との激しい戦いがあるようなんだが、レッドのいる辺境は別世界だな。だからレッドはほとんど現実逃避的にスローライフしちゃってるんだが。もうみんなで「世界の運命とかどうでも良いじゃん」という空気になりそうな予感も。
やっぱり加護なんて呪いみたいなもののようで
一方で取り残されてしまった連中は必死で勇者を探している模様だが、例の女クルセイダーは完全にしらけてしまっている模様。やっぱり加護なんて実質的に呪いみたいなものだというのは彼女も感じているようで。実際にこの世界の人間は加護に振り回されすぎですからね。あんなものありがた迷惑ですから、魔族云々の前に唯一神とやらをばっさりとやっちまった方が良いかも。お前みたいな神様は迷惑だからいらないって。
難癖つけてレッドを追っ払ったのは良いが、その後は自分が大活躍どころか完全にパーティを崩壊させてしまったあの自称賢者(その実は愚者)はひたすら惨めな状況に陥っているようです。この作品って、彼のその後の惨めな境遇を「ざまぁ」と楽しむ主旨の作品なんでしょうか? もっとも主人公は「そのおかげで世界の命運云々なって厄介な仕事から離れて、辺境でグラマー美女とウハウハ生活」って境遇で、自分が追放されたことに対しては微塵も恨み持ってなさそうな脳天気ですからね。いわゆるざまぁ系とはちょっと違うよな。
その挙げ句に「勇者を救う」なんて言い出したからな・・・。やっぱりこの世界の加護って明らかに呪いだわ。何か見ていたら加護でハッピーになった奴が誰もいないな。加護に全く関係ない生活送っているレッドが一番ハッピーな状態だから。
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