白鷺館アニメ棟

放送中のアニメ作品について、アニメファン歴50年以上という鷺が軽いツッコミを交えて与太話

世界最高の暗殺者、異世界貴族に転生する Plan09 暗殺の代償

初めて正式な仕事に挑むルーグ

 本格的に暗殺者としての仕事を開始することになったルーグは、暗殺対象者の調査に出向くと。そしてその前に立ちはだかるのはやけに色っぽく成長したマーハ・・・ってわけでなくて、何か露骨に迫ってきてるよな。やっぱりディアが正妻で、タルトとマーハは側室っていうウハウハ展開か。この世界では自分のために生きると宣言していたが、確かに自分のために生きてるわな、間違いなく。

     
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 で、前の世界では組織に命じられたら善悪の判断なしに問答無用で暗殺していたが、この世界ではあくまで自分のために生きるんだから、暗殺対象も自分で殺すべき相手かどうかを判断するってか。まあそれは良いんだが、結局はこの世界でも暗殺者は王家に雇われているわけだから、組織の暗殺者と立場はそんなに変わらないはずなんだが、そんな理屈通じるの? これって、例えば王家の権力争いとかで、別に悪事をしていない奴を始末するように命じられたら、そんなの聞く気がないって話だわな。まあそんな時にはすべてをおっぽり出してイルグとして生きていくってことか。

 

 

だけどこんなことで動揺する人物ではないわな

 そして今回の暗殺対象であるが、軍事の情報を他国に流して代償として麻薬を入手し、それを広げて私腹を肥やしているという問答無用の外道なんですが、それでも家庭人としては良き夫であるというよくあるパターン。まあ対外的には問答無用の悪党でも、逆に自分の家庭だけは大事にしているってのはあります。逆に対外的には非の打ち所のない立派な人物だけど、家族から見たらとんでもない暴君ってことも。

 もっともルーグ自体は前歴が前歴ですから、そんなことに動揺することは一切無く、問答無用であっさりと任務完了。ただし自分がしたことはこれから心にしっかり刻んでいくと覚悟したところが人的成長ってことですか。

 それにしても寸劇的に入る女神による勧誘物語、剣士やら特殊部隊員を勧誘していた辺りまでは良かったが、段々とラッパーとかパパラッチとか完全にネタのコーナーと化しているな。次辺りはネット掲示板に張り付くヒキニートを勧誘して「勇者を精神的に追い込んで自殺させてやる」とやったと思ったら「あっ、この世界はネットがねぇ」ってオチでも来るんじゃないか?

 

 

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