ユイト達の本部に殴り込みの前にあっさりと現場復帰する馬鹿兄貴
すぐにでもスメラギ陵へ殴り込みだと考えていた一行だが、ユイトがぶっ倒れてしまったので一時撤退して体制建て直しをすることになった模様。それにしてもフブキのせいで格好つけ損なった馬鹿兄貴は、なんかまるで最初から仲間だったような顔をして同行しているし・・・。
怪異は急増しているのだが、迎撃システムがダウンして3割ほどが動かないとやらで、都市の防衛機能は壊滅状態。それにしても怪伐軍のサイキスト連中以外はどうやら怪異相手には全く戦力にならないようだ。それなのに迎撃システムはそれなりには有効だったのか? なんかよく分からないんよなこの世界のシステム。で、対応しようがなくててんやわんやしていた司令部に馬鹿兄貴が颯爽と復帰。後を押し付けられて一杯一杯になっていた部下は泣きそうな感じだったが、本当にこの世界って人材がいないな・・・。だからあの馬鹿兄貴が粛正されずに済んだのか。
今更のエヴァンゲリオン的世界を経由してようやくカレンと対面だが・・・
世界はまさに存亡の瀬戸際という様子で大混乱なんだが、ユイトはとりあえず別世界状態の寝室で普通に目覚めたようです。しかし以前にカゲロウがボロっと言っていた超能力を失う状態の直前の模様。既に大分能力は弱っているようです。ところでレッドストリングスを扱えるユイトが力を失ったらどうなるんでしょうね。というか、そもそもクナドゲートってユイトの能力と連動していて、あれを消すにはユイトを殺すしかないとか言ってたが、ユイトが能力を失ったらユイトが死んだのと同じなんではなんて思うのだが。
とりあえずスメラギ陵の奥にいると思われるカレンの元に押しかける一行だが、そこに繰り広げられるのはカレンの心理劇らしきエヴァンゲリオン的世界。まさに夕方の列車に一人座ったユイトが何かぶつくさ言っている前にカサネが現れてぶつくさというのをやっても不思議なさそうな世界。「もうエヴァンゲリオンの完結編も出て、そもそもあれは20年以上も前の作品になっているのに、今時まだこれかよ」と一行が頭を抱えて苦しんでたところに、ようやく大ボスカレンが登場・・・は良いんだが、これからどうするの? なんかカレンにレッドストリングスのもつれをほどく依頼をするっぽいんだが、どう考えても「問答無用」って雰囲気が漂ってるわな。どうも惚れた女を復活させたいという想いだけで散々歴史に介入しようとしたけど、ここまで何度トライしてもそういう都合の良いことは出来なかったって様子だが。だけどここに来て「うん、やっぱり無理みたい」とあっさりと説得受け入れそうなタイプではないし(もしあっさり受け入れたら、それはそれでドッチラケで笑うわ)。
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