白鷺館アニメ棟

放送中のアニメ作品について、アニメファン歴50年以上という鷺が軽いツッコミを交えて与太話

Deep Insanity THE LOST CHILD #7「take07」#8「take08」

何かわけの分からん隊長に振り回されているだけの主人公

 結局はわけの分からん作戦で、一番信頼できるはずだった部下を失ってしまったので、隊長が自ら乗り出してきたが、この隊長は確かに個人の戦闘力としてはかなり高いようだが、部隊の指揮能力とか作戦能力についてはかなり疑問だな。正直なところ、勿体ぶって格好つけているだけの無能と違うのという気さえする。

プライムビデオ配信中

 そもそも部下に作戦の主旨を知らせていないから部下がどう動いて良いのか判断が出来ない。時雨もよくまああんなわけの分からない任務を引きうけるもんだと感心するわ。見ていたらこの主人公、ヒーローになりたいとかいっている割には主体性が全く見えない。今時の若者のつもりなのかな? しかしこれだと単なる馬鹿では?

 

 

見てれば見てるほど、この隊長って無能にしか見えない

 結局は満を持して登場したはずの隊長さんは、明らかに毎回敵に出し抜かれていて良いところなしだし。で、案の定、お偉方からはかなり責められて立場は悪くなっている模様。どう考えても特別に策はなくて、行き当たりばったりのようにしか見えん。

 時雨も敵の襲撃に対して、「隊長を援護して」とラリーと小鳩に後を託して戦いに行っちまったが、そもそも時雨の任務はターゲットの狙撃であって、その目的をラリーたちは知らないから、隊長を援護しろと言われても通じないんだよな。だからこの時点で時雨は任務を放棄したのと同じ。しかしそのことが全く分かっていない様子。ヴェーラもこんな奴に任務を託さないといけないほど手駒がないんだろうか? まああの通りの行き当たりばったりの作戦ぶりでは、今までにも無駄に部下を死なせた可能性があるな。恐らく個人としての戦闘能力は高いんだが、そのせいで自分だけ前線に出てしまって、残された部下は「どうすりゃ良いんですか?」と言っている内に死んじゃうってパターンになってそう。

 と言うわけで、最近のこの作品は「バリバリキャリアウーマンの出来る女上司についていってみたら、実は見かけ倒しの超無能だった件」って話に見えてきている。

 

 

次話はこちら

anime.ksagi.work

前話はこちら

anime.ksagi.work