話は進んではいるんだが・・・
とりあえず一番の敵であるオナカスイタ方々のことが分かりましたが、第8話はその戦いの最中に相手を直接ではないが殺してしまったことにショックを受けた半端なスパイの牡丹が、母親の日記を見つけて立ち直るまでの話。うーん、それにしても彼女って精神面が脆すぎとは思っていたが、ここまで脆いとは。で、その話に絡んで、実はオナカスイタ方々の黒幕は牡丹の父親かもしれないってことになりましたね。
そして第9話が、次のテスラの欠片を回収する物語だが、そこに牡丹を親友の敵として狙う例の組織の落ちこぼれこと脳筋マッチョが襲撃してきます。ターミネーターのような不死身の輩です。ただ基本的に頭は悪そうで、やっぱりそういう辺りは落ちこぼれか。
話をどうひねったところで、この作品では感動の余地はない
共に本来は泣かす要素のある話なんだが、この作品の場合は作りが悪すぎてどうしても泣けないよな。まああまりに作品自体が悲惨すぎて、そっちの涙は出て来そうになるが。あの不自然な3Dカクカクキャラを見ているとどうしても感情移入なんてできないし、しかも唐突に2Dが混じったりするから落ち着かないことこの上ない。
ストーリー自体は上質ではないまでも破綻はしてないんだが、作画のせいで作品が破綻してしまった。全くどうすりゃいいんだろうって状態だな。どう見ても3Dを最大限手抜きに使ったとしか見えないんだよな。3Dは一旦基本のキャラさえ作ってしまったら、後はそれを動かすのは結構簡単だから。で、アニメ的表情とかの3Dフィギュアでは表現しにくい部分だけ、唐突に2Dを使うと。
もう惰性だけで付き合ってますが、正直なところこの作品には既に何も期待してません。いくら上手いストーリー展開をしたところで、大根役者揃いの舞台を見ているようなものなので。
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