白鷺館アニメ棟

放送中のアニメ作品について、アニメファン歴50年以上という鷺が軽いツッコミを交えて与太話

無職転生~異世界行ったら本気出す~ 第18話「それぞれの旅」

ゲロゲロのルーデウス一行は置いておいて、ロキシーの話です。

 親父とようやく和解したルーデウスは船で中央大陸を目指す・・・が海は大時化で、元々船に弱いエリスは当然として、ルーデウスまでゲロゲロ。一方のルイジェルドは「なぜお前達が気分が悪くなるのか分からない」という状況。何かルイジェルドも初期の凶悪さが引っ込んできて、段々と飄々としたキャラになってきた。

     
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 結局今回はルーデウス達のことはそれだけで「一方その頃ロキシーは」というお話がメイン。というわけで「それぞれの旅」であるようだ。ロキシーもどうやらワケありのようで、故郷を捨てて旅に出た模様。何やら親との間にわだかまりがあるようで故郷を避けていたようだ。そういうヘビーな背景が彼女にあったか。そう言えば彼女って一応魔族だったんだな。この世界の魔族って、人間系でモンスターってわけでないので特徴が分かりにくい。

 

 

ロキシー故郷に帰る

 彼女はルーデウスの家庭教師をしていた時に、スペルト族にだけは気をつけろということを言っていたが、何かトラウマレベルの恐怖がある模様。デッドエンドの名を聞いただけで冷静さをなくしていました。そう言えばロキシーのかつての仲間だったらしい馬男、以前にルイジェルドに殺されかけた奴でしたっけ。かなり久方ぶりの登場ですが、いろいろなキャラが意外なところでつながっていたりする作品ですな。その馬男にルーデウスが健在であることを教えられると。まさかルーデウスがスペルト族まで仲間にしているとはロキシーにしたら絶句だったよう。そしてこの時にロキシーは以前にルーデウスとニアミスしていたことに気付いたでしょう。まあロキシーが関西人だったら「なんでやねん」って言ってそう。だけどロキシーってどことなく関西弁が合いそうな気がするんだな。

 で、その馬男に言われて急に故郷のことが気になったのか、里帰りするのだがやはり彼女は村八分になっているよう。どうもロキシーの仲間たちはテレパシーで会話するのに、ロキシーは生まれつきその能力を持っていない一種の障害者だったっぽい。そりゃ仲間はずれ感は半端でなかろう。両親はロキシーがテレパシーを使えないから、あえて会話をしていたみたいだが、基本的にこの種族は他の種族を相手にする時以外は会話はしない模様。よくまあそれで言葉が話せたもんだと思ったりするが。

 今回は親が自分のことを疎んじていたと考えていたロキシーが、その誤解を解くという話になっています。前回に続いてまた「いい話だ・・・」って内容です。なんかこの作品、最近急に感動物語になってきてますね。

 

 

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