白鷺館アニメ棟

放送中のアニメ作品について、アニメファン歴50年以上という鷺が軽いツッコミを交えて与太話

takt op.Destiny 第4話「開演-Showtime-」

運命とのシンクロ率を上げるタクト

 タクトはレニーと旅をしながら、効率的な戦い方の指導を受けている最中。とにかく運命は放っておくとかなり無駄の多い戦いをするから、タクトへの負担がかかりすぎる。効率を良くしないとタクトが保たないということか。どうもコンダクターとムジカートのシンクロ率が重要なようだな。コンダクターはムジカートを一応指揮しているが、細かい戦闘指示まで出しているわけでなく、そこはムジカートが自分で判断しているようだから、タイタンと運命の戦闘力の差はコンダクターの手腕だけでなく、ムジカート単体の戦闘慣れ度合いも影響しているようだ。

   
プライムビデオ配信中

 そして農園となったラスベガスに到着。しかしここには裏の顔があったと。もうあの経営者のオッサン、出てきた時から「私は悪です」と顔に書いてあったんだが、まんまだったかこういう辺りはコテコテだな。そもそもただの農場経営者があんな物々しい警護をつけないわな。食料を略奪しにやってくるモヒカンを排除するために自警団を組織しているとかなら分かるが。

 それにしてもまだ金が意味を持っていると言うことは、こういう状況になっても一応中央政府はある程度の信頼性を持って機能していると言うことだな。よくこういう状況下では北斗の拳のように、食料が一番貴重で金なんて何の役にも立たないって世界になりがちだが。もっとも金がまだ生きてたとしても、超インフレなんかが発生することがある。

 

 

レニーっていわゆる「隠密同心」だったんでしょうか?

 結局はレニーは組織の中での不正などの調査を行っていたということか。補助金の着服か。今の日本の政治家が得意な奴だな。なんかD2の乱入でシッチャカメッチャカになっちゃったけど、しっかり証拠は押さえたようなので組織内の腐敗分子を処分するんだろうな。

 で、これで第一話につながるというわけか。話を最初から語っていたら第1話だけなら展開が遅くなってしまって視聴者に脱落されることがあるから、頭サビ的にクライマックス的な話を一部持ってきて、第2話からそこに至る経緯を描くってのは良くある手法。ただこの作品の場合、結構話のテンポが早いから普通に第2話から始まっても少なくとも私は脱落しなかったが(笑)。

 この作品も期待度高いし、結構今期は豊作だな。超不作だった昨期と対称的だ。もっとも作品が多すぎてフォローするのも大変(笑)。目下のところ最終評価がAになりそうな可能性のある作品が4、5作ぐらいある。

 

 

次話はこちら

anime.ksagi.work

前話はこちら

anime.ksagi.work