白鷺館アニメ棟

放送中のアニメ作品について、アニメファン歴50年以上という鷺が軽いツッコミを交えて与太話

86-エイティシックス- 第15話「おかえりなさい」

大攻勢の前に危機感不足の連邦

 前線であちこちのオタスケマンをしているシン達。しかしながら、強いのは確かであるが、損耗も多い戦い方をするシン達は連邦の中でも浮いて生きている模様。そんな中でシンは近々レギオンの大攻勢があることを感じ取ると。

プライラムビデオもあるようです

 一応連邦の中央部でもそれは予測しているようだが、まだまだ楽観的な見通しを立てているようで、シンが予想している攻勢よりはかなり小規模のものを想定している模様。もっともシンが予想している規模の大攻勢が発生したら、連邦にはそれを阻止する術はなさそう。

 

 

大混乱と破滅的展開が見えてるんですが、達観してしまっている主人公達

 シン達の上官に当たるグレーテだが、かなりぶっ飛んだキャラです。いわゆる技術馬鹿なんでしょうか? 進撃だったらハンジに当たるキャラだな。それにしてもジャガーノートを参考にした兵器だったら、当然のように棺桶になっちまうってこと分かってなかったのかな? 確かに機動力は高いメカだが、本当に機動力だけで装甲は紙だから、一発食らったらそれで終わりってメカ。そりゃ損耗率は必然的に上がるわな。ワンショットライターと言われた日本の戦闘機みたいなものだ。エースパイロットがいた時はどうにかなったが、エースが順次戦死していったら、機体性能で一方的に押されてジリ貧。

 シン達は妙にしらけているというか達観しているというか、それで連邦が滅んで自分達も死ぬんならそれも運命って感じなんだろう。確かに彼らには将来とか目標とかそういうものが全くないわけだ。それを悲しいと思っている者も多いんだが、彼ら自身はなぜそう思われるかも分かっていない。なんか奴隷の境遇を強制されていたら、段々とそれに疑問を感じなくなるって状態を連想するな。

 何にせよ大動乱(もしくは大崩壊)になりそうなんだが、全く存在がなくなってしまった共和国の方はどうなってるんだろうか? レギオンも大攻勢をかける相手が連邦だけとは思えないんだが。

 

 

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