旅立ちを迎える主人公の前に立ちはだかった神の分身
どうやら主人公が成長すると共に旅立ちの時、さらに何やら約束の時が来たようです。突然に現れたのはブラッドが言っていた神でしょうか。とにかくこの世界では神は人間の守護者というわけでもなく、神も悪魔で自らのご都合で動くようです。
そしてブラッド達が戦ったのがハイロードなるとんでも悪魔。かつてブラッド達が滅ぼすことが出来ずに封印したという。どうやら最終的には主人公がブラッド達に変わってそのハイロードを完全に滅することがストーリーの目的になりそう。
となると主人公が一人でハイロードに挑んで滅するというのは難しそうだから、これから冒険の旅で主人公は自身のレベルを上げつつ、さらには頼りになる仲間を集めるという展開か。結構コテコテの王道ファンタジーになりそうだ。
しかし結構大河ドラマの気配だから、結局はこれも最後までは到底届かず途中でぶつ切りなんだろうな。「ハイロードを倒すためのウィルの旅はまだまだ続く・・・」ってな感じで中途半端なエンドが今から見えてきた。
それにしても全く無意味どころか邪魔になりかねない主人公の転生設定
まあしかしその前に主人公はいきなり神の分身と対峙することになりそうな気配。まずガスが立ちふさがったが、当然ながらガスがあっさりと神の分身を倒すなんて展開はまずないだろう。恐らくガスは時間稼ぎ程度で一蹴され(そもそもガスは3人が逃げる時間稼ぎぐらいのつもりで出てきている模様)、最終的には主人公が対峙することになりそうな気配。ここでブラッドから魔剣を受け取っていたのが効くのか? 確かソウルイーターで神をも傷付けることが出来る剣だったはず。
ところでこの作品の主人公、一応転生設定があるようだが、目下のところ全くそれは表に出てきてないし出てくるべき余地もないですね。まさかその知識が神との戦いで役に立つなんて展開になったら、世界観ぶち壊しになりかねないし(世界観壊れなくても少なくとも話はぶち壊しだ)。結局はこの設定はひっそりと忘れて、なかったことにするのが正解のような気がするな。ホントになろうのサイトには「主人公は転生設定があること」という規約でもあるのかと思いたくなるぐらい、最近は無理やりに不必要な転生設定を加えている場合が多い気がする。
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