白鷺館アニメ棟

放送中のアニメ作品について、アニメファン歴50年以上という鷺が軽いツッコミを交えて与太話

白い砂のアクアトープ 第8話「crab crisis」

移動水族館で奔走する面々

 今回は移動水族館で病院へ。夏凜姉さんが奔走して手配したようです。やっぱりなかなか仕事の出来る女性です夏凜姉さんは。今回は夏凜姉さんが結構大活躍してます。

     
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 ただやっぱりがまがまが閉鎖されるのは既定路線の模様で、そのことでくくるはいささかセンシティブになっている模様。夏凜姉さんの話では、新しい水族館がオープンするのでそちらに力が入っていて、がまがまは閉館やむなしという雰囲気のようですね。夏凜姉さんは公務員だからそういう情報はやっぱり入ってくるようで。

 

カニ嫌いの人って確かに意外といそうだな

 で、病院で移動水族館を開催できることになったが、そこの婦長さんが異常なほどのカニ嫌い。カニという言葉さえ禍々しくて、わざわざ「K」なんて伏せ字で呼んでいる。まるっきり「G」の世界だ。まあカニってもろに蜘蛛の類縁種なんで、嫌う者もいるのは当然。実際のところ私もあまり得意ではない(まあ食べるけどね)。そう言えば「キングスレイド」の主人公のカーセルが、蜘蛛料理が好きという奇妙な設定だったな。

 私はゲテモノはあまり得意ではありませんが、それでもイナゴとカタツムリぐらいは食べたことはある。前者は佃煮で。真っ黒になっていたのであまりバッタという感じはなく、普通の殻付き海老の佃煮という印象。カタツムリの方はフランス料理のコースの一品でしたが、完全に調理されていたので明らかに貝という印象で、意外と美味かったです。

 おっと、話が横道にそれてしまった。私のアニメ評は前から「無関係な与太話ばかりしやがって」ってよく言われるんですよね。まあ作品から連想した話なんですが、ジジイの昔語りだと思ってウザければすっ飛ばしてください(笑)。

 

思わぬアクシデントがあったが結果オーライ

 ドタバタと移動水族館の準備をしておりましたが、風花が意外に現場で鍛えられて逞しくなっていたようです。事務系の夏凜姉さんよりも腕力がついていたとか。この辺りも風花の成長って事でしょうか。一方のくくるは今回はがまがまの閉館のことが頭をちらついて心ここにあらずって状況が多すぎました。しかし実際のところ、くくるがいくら頑張ってがまがまの存在感を訴えても、焼け石に水なんだよな。やっぱり行政か財界が動かないと。夏凜姉さんの話では、行政は「新しい水族館がオープンするんだから、それで良いじゃん」ってとこなんだろうな。確かに客観的に見たらがまがまは使命を終えてしまってるな。

 そして移動水族館の最中に選りに選ってKが紛れ込んでいたと。まあ、なんてお約束の展開なんだろう。しかもそれが選りに選ってKが大嫌い(気配まで感じるぐらいのニュータイプです)という婦長さんの元に。ありゃ泡ふいて倒れるパターンだわ。硬直しているだけだった婦長さんは立派です(笑)。そしてそのことが頑なだった愛梨の心をほぐすことに。あまりに頑なだったから、もう退院できない重病なのか、二度と歩けないとかかと思っていたが、どうやらそこまで重たい設定ではなかったようです。まあそこまで重たい設定だったら、ウミやんの反応が軽すぎだわな。しかし再びがまがまに来るという約束しちまったが、こりゃウミやん、何が何でもがまがまを存続させないと。

 

夏凜姉さん大活躍でしたが、どうやら新キャラも出てきた

 で、夏凜姉さんは実は水族館の飼育員になりたかったという告白。しかし家が貧乏だから結局は安定した仕事ということで公務員を選んだって辺りが、いかにも夏凜姉さんらしい堅実さでもあります。ただそうやって妥協した彼女から見たら、くくるの一途さはうらやましくもあるんだろうな。前回辺りから急激に夏凜姉さんの出番が増えているな。どちらかと言えば夏凜姉さん推しの私(笑)としてはうれしいところ。

 そして最後には新キャラが登場した模様。あの美人さんは恐らく新しく出来る水族館の飼育員ってところだろう。研修で来たか。どうせまた一波乱あるんだろうが、意外と彼女がまた今後の鍵を握るかもしれない。

 

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