白鷺館アニメ棟

放送中のアニメ作品について、アニメファン歴50年以上という鷺が軽いツッコミを交えて与太話

精霊幻想記 第4話

急に転生者が出て来始めました

 まあ予想通りというか、お約束というか、刺客として送られた獣人娘は見事に主人公に飼い慣らされて妹orペットポジションに収まってしまいました。

     
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 その過程で、どうやら彼女も主人公と一緒に転生したらしいことが判明。ただ主人公は転生って言うよりも、元々のこの世界の人間のリオが亡くなったハルトの記憶と能力を引き継いだ感じで、あくまで意志は元々のリオのものって感じがする。それに対して彼女の場合はまんま転生したようだな。ところでこういうキャラが現れたことで、ああこの作品ってそう言えば転生ものだったんだって思い出した。正直なところ、この作品には転生要素は不要なんですよね。目下のストーリー展開を考えると、無理やりに転生キャラにする必然性が全くない。

 ここに来て急に転生者らしき連中が登場したという印象ですね。途中で立ち寄った店のリーゼロッテとかもほぼ間違いなく転生者でしょうし。もっともその転生者ってことが今後何らかの意味を持つのかは不明。転生者としての知識を利用してヒット商品を作っていたリーゼロッテが、ある意味では一番転生者らしいですが。

 

何かバタバタと慌てて話を進めましたね

 それにしても今回、かなり端折った印象がありますね。話がドタバタと進みすぎ。全13話ぐらいである程度のストーリーを進行させるために焦ってるんでしょうかね。今回なんて、リーゼロッテ絡みで1話、ラフィーファを仲間にするエピソードで1話ぐらい割いても良いような内容だったから。だからどうもバタバタとした印象を受ける。まあ全13話ぐらいである程度話を進めようとしたらかなり詰め込みになりますから、この作品って原作読んだことない(読む気もない)ですけど、雰囲気的にはかなり大河ドラマになりそうな気配もありますから。

 もっとも話の根本自体はそんなに複雑でもなく、単に主人公をヒロインがワラワラと取り巻く話になりそうな気配なんですが。普通に考えると本命は年上彼女のセリア先生みたいですが。年上彼女と言っても、かなりロリな容姿のせいで年齢が低く見えるので、他のヒロインがワラワラ出て来ても違和感なく溶け込めそう。

 とにかく目下のところは話の目的がありそうでないんですよね。リオは一応「母親の故郷を訪ねる」ってことを目的としているが、これって実のところはそんなに強い目的意識があると言うほどでもない。どちらかと言えば王宮にいられなくなったから、町から逃げ出すんだったら母親の故郷に行くかぐらいのもの。例えばこの世界を救うとか、魔王を倒すとかの大目標があるわけではない。何となくこの世界の流れに流されているだけ・・・と考えていたら、もう一作「両親の足跡を辿る」ってのを当面の目的にしていた作品が今期に他にあったことを思い出した。私がこの作品の次にコメント書く作品だわ。

 

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