精霊の里にやってきたリオ
リオは精霊の里の近くまで来たようですが、いきなり問答無用で手荒い歓迎を受ける羽目に。まあリオでなくても「少しは話を聞けよ」ですね。問答無用でいきなり斬りつけるって、お前らは尊王攘夷派か?
で、ラフィーファが目覚めたことでようやくことの経緯が理解された模様。まあラフィーファが激怒しただろうことは想像に難くない。それにしてもリオは感情が薄いというか、動じないというか、人間が出来すぎているというか、ああいう時に怒るってことをしないんだな。もっともその感情の薄さが、どうも主人公がメカニックに見えて感情移入しにくいところなんだが。
それにしても話の目的が全く見えないな
リオが眠っていた時に現れた少女は誰なんだろうか? リオは以前に幼なじみのことを言っていたような気がするから、その彼女がこっちの世界にも転生しているんだろうか。恐らくいずれは絡んでくるんでしょうが(そうでないとわざわざ転生設定にしている意味がまるでない)。もっともどうにも主人公の周りがヒロインワラワラのハーレム状態になっていて、これ以上ヒロイン増やしてどうするんだって気はするが。今までの経緯から見たら、ロリな年上彼女のセリア先生が本命っぽいんですが。
リオはそもそもこれというハッキリした旅の目的がないので、精霊の里でしばし滞在することになったようです。彼が今まで使っていたのは精霊魔法で、これは他の人間が使っている魔法とは別系統の魔法ってことか。リオは独学で普通の魔法で出来ることはほとんどやっていたようだが。まあ学園では魔法使えることは伏せてたようですね。能ある鷹は爪を隠すと言いますが、彼の場合は極端です。
なんか終盤になって顔に「悪者」と書いてあるような輩と、「馬鹿」と書いてあるような輩が登場しましたが、あいつらがいわゆる悪役になるんでしょうか? 恐らくどこかでリオの前に敵として現れるんだと思いますが。にしても、ストーリー展開がかなりバタバタとしている割には、一向に主人公の目的とかの話の行き先が全く見えない作品ですね。正直なところ、おかげで話に締まりが無くて大分退屈してきた。
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