相変わらずの悪辣(合理的)作戦をとる六号
いよいよ遺跡に臨む六号達だが、相変わらずの悪辣な手口に仲間もドン引きという展開(笑)。しかし他力本願の極地だが、戦略的には正解なんだよな。
スノウが大分染まってきたようだが、所詮はパシリレベル(笑)。アリスの「欲をかいて自滅するタイプ」ってのはまさにその通りだろう。確かに魔族を殲滅に来ているんじゃないから、奇襲をかけるってのは意味がない。やり過ごして「最終兵器さんまでご案内」ってのがパターンとして一番楽。六号はとにかく常に搦め手を考える。
そして相変わらず戦略不在の魔王軍
魔王軍幹部のラッセルが現れてますが、どうも見た感じもロゼとそっくりだし、過去の経緯もロゼとかぶってますから、恐らくロゼと何かのつながりがあるんだろうな。同じところで作られたとかのオチなのではと言う気がする。もっともラッセルの方は魔法がメインで戦うようですが、ロゼは魔法の類いは使えないようなので、タイプは違う模様ですが。
ハイネとラッセルの二人が、あまりに真っ直ぐに遺跡を攻略しようとしているから、その後からつけていって漁夫の利を露骨に狙っている六号のせこさがあまりに悪辣で、スノウ達もさすがにやや引いているってのが笑えるところではある。前から明らかだが、魔王軍の面々って力押ししかしないって言うか、あまりに戦術的に単純なんですよね。だからこそ六号が付け入る隙がいくらでもあるのだが。
そしてラッセルは何やら人間に恨みがあるようだが、ハイネの方は六号以外の人間にはことさらに恨みは抱いていない模様。魔王軍はそもそも砂の王のせいで人類と敵対したみたいだし。ハイネの本音としては、砂の王さえ撃退出来れば殊更に人類を攻撃する必要性は感じていない模様。もっとも六号に対する個人的恨みは、今回さらに増したようであるが。
古代兵器はSFロボットでしょうか
で、登場した古代兵器だが、遺跡もSFめいていたが、兵器も完全に往年の巨大ロボットテイスト。六号やアリスが以前から時々言っているが、本当にこの星って文明レベルが良く分からないんだよな。
とにかくあのロボットをどうするかのドタバタがあり、そのついでに砂の王まで倒しちまったところ辺りで終了かな。この作品も原作続いてるみたいだからな・・・。ハッキリ言って原作が現在進行中の作品の中途までをアニメ化するのは、あまりに視聴者を馬鹿にしてるのでやめて欲しいんだが、スポンサーとしては現在進行中の作品でないとコミックやノベルの売り上げにつながらないから美味しくないんだろうな。オリジナル作品は大変だし、原作ファンを最初からある程度期待出来る作品ばかりが登場することになる。その結果として、もう完全に粗製濫造状態になっているラノベの状況を反映して、粗製濫造アニメばかりが並ぶ羽目に・・・。
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