白鷺館アニメ棟

放送中のアニメ作品について、アニメファン歴50年以上という鷺が軽いツッコミを交えて与太話

セブンナイツレボリューション-英雄の継承者- 第11話「反撃-カウンターアタック-」

結局は時空を越えた恋愛ものなんでしょうか? 

 ファリアが強引にネモを救助。そしてやっぱりと言うか、レダは完全にこっち側に来たようです。相変わらずのやや露出多めの服装だけは、まだ悪の女幹部的ではあるが(笑)。

   
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 そして完全にソフィーティアに支配されたらしきガレス君は、いよいよ魑魅魍魎の世界にまで落ちてしまいました。そしてこれもソフィーティアにたらし込まれていた脳筋ジョウ君も暴走してます。しかし単純で友情に熱い男だから、恐らくギルダンが何とかするでしょう。ガレスほど深く洗脳されていた様子ではないし。

 で、逃げ延びたファリアとネモが何となく良い雰囲気に。お互いに「あなたを助けたい」って言ってるんだからまあ相思相愛だわな。途中で「これはキスでもするのか?」と思うシーンがあったが、そういう展開には流石にならなかったか。

 そして二人でいよいよ謎の核心へ。結局は初代図書館長のジェニウスは身を挺して封印を行ったということのようですが、それだとなぜわざわざ彼が裏切ったことにしないといけなかったのかは少々しっくりこない。それとユーノミアとジェニウスも恋仲だったのか。何か時空を越えて再びそれをファリアとネモが再現してるって話か?

 

黒幕も現れての大乱戦の模様

 そこに現れたのがいよいよ黒幕として禍々しさを隠さなくなったソフィーティアに、その走狗と堕してしまったガレス。結局は単なる鉄砲玉として使い捨てされてしまいました。あまりに哀れすぎるイケメン。彼がここまで引き込まれてしまったのは、クレアの死に責任を感じてしまったから。クレアは間違いなくガレスにゾッコンでしたが、ガレスの方はそんな気持ちはなかったようでしたが・・・。結局はクレアの気持ちを知った上で利用した結果として命を奪ってしまったという後ろめたさか。いわゆるイケメンにありがちな遊び人気質とは対極にいる人物のようです彼は。

 ガレスにやられてジ・エンドと思われたネモを復活させたのは「主体性のない女」ことエレン。終盤になって主体性持ちまくりで、チート能力を全開させてますが。前回のアジトでの抗争で力を失ったと思っていたんですが、まだ残ってたんですね。もっとも大抵はああいうチート能力は本人の命とかと引き替えってパターンが多いですから、もしかしたら彼女も。

 そして復活の過程でネモ君はオリジナルのネモ君から「生きろ」のメッセージ。彼を犠牲にしてしまったという後ろめたさに対する救いを入れたようです。まだ良く分からないのが、彼がネモに成り代わるために直接手を下したのか、それとも彼があの町に逃げ込んだことが魔物を呼び込んでしまって、そこで犠牲になったネモに成り代わったのか。それによってニュアンスが変わるのですが。ネモの話では後者っぽい表現になってましたが。

 で、次回が最終回。予告を見る限りではいよいよ本性現して化け物めいてくるソフィーティアさんに全員+レダが闘いを挑むってお約束パターンのようですが。まあオチは見えてますが、ソフィーティアさんがそこまで強烈に世の中の破壊を望むようになった理由ってのが少しは登場するのでしょうかね。それを登場させて、彼女自身も自らが倒されることで実は魂が救われることになるって展開が一番美しいですが。それと走狗にされたガレスはこれで終わりなんでしょうかね? なんかその辺り、この作品は結構あっさりと切り捨てますが。

 

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