計画失敗のディストピアの中で動き始めるヴィヴィ
シンギュラリティ計画は見事に頓挫、AIによる殺戮が繰り広げられるディストピアの中でヴィヴィ達はどう行動するかという話になってきた。
で、とりあえずは松本博士を救出。何かサラッと流していたが、結局は先週登場したオサム少年というのは松本博士だったのか。つまりはヴィヴィは松本博士の幼少の頃から関与していたことになる。結局は松本博士がヴィヴィにシンギュラリティ計画を託そうとしたのもそういう背景があると言うことになるか。
正史では松本博士はこの計画を走らせたところでAI達に殺されるわけだが、マツモトとヴィヴィの介入によって、松本博士を計画を走らせる前に救出された。つまりここからは完全に過去から離れた新たな歴史が始まるということになる。
やっぱりヴィヴィの存在自体が全ての鍵となった模様
そしてヴィヴィ達は松本博士を通じてトアクと共同戦線を組むことになる。結局はそうなったか。そもそも共にAIを抑えることを目的にしていたから、大きな意味では同じ方向を向いていたので、そもそも対立する要因がないんだな、この両者は。しかもヴィヴィが何度も介入したことで明らかにユウゴに影響を与え、それがトアクの中に穏健派を生むことになったか。明らかにヴィヴィが歴史の鍵になっていることを示している。
そして事件の首謀者がアーカイブであるということもハッキリしたわけであるが、そのアーカイブ自身も何やらヴィヴィによって影響を受けたようである。結局は以前から感じていたように、ヴィヴィの存在こそが全ての鍵になってしまうのではないかという方向に話が進んだようである。
結局、ヴィヴィのどういう行動がアーカイブにとって「現在の人類を抹殺する」という選択に至る原因となり、それに対してヴィヴィがいかに行動するかと言うことが最終的なこの作品の肝になる模様。で、それが次回って事か。ところでこの作品、全何話なんだろう? どうやら次週で終わりではないようだから、普通に考えると全13話か? それによってペース配分が変わるから。まあ後1話で終了だとあまりにバタバタしすぎなので、次回で全ての事件の背景が分かり、次々回でそれに対してヴィヴィが動いて解決するという展開が普通だろう。にしても、何となくものすごく乾いた結論になる可能性はあり。
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