白鷺館アニメ棟

放送中のアニメ作品について、アニメファン歴50年以上という鷺が軽いツッコミを交えて与太話

Vivy-Fluorite Eye's Song- 第8話

マツモトの葛藤

 ディーヴァに巻き込まれて、マツモトもかなり葛藤を持ち出したようですね。確かに彼女が完全に不要なのだったら、飛び降りたところで彼女を助ける必要はなかったです。あそこで彼女を助けたのは、やはり彼女の必要性を感じているか、もしくは感情的なものです。マツモトはあえて冷血に振る舞おうとしているが、どうもディーヴァのテンポに巻き込まれて、それがなかなか上手く行かなくなってきているようです。

     
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 ディーヴァはヴィヴィとしての記憶を完全に失っているわけですが、恐らくあのテロリストとの再会(果たして本人なんでしょうか? 年齢が合わない気がしますが)で、記憶を取り戻したのではないかという気がします。次回はヴィヴィの記憶を取り戻した彼女が、ヴィヴィとして動くという展開でしょうか?

 

深まっていく謎に読めない展開

 オフィーリアの自殺を止めに向かったマツモトでしたが、そこで現れたオフィーリアの正体は実は5年前に機能停止したアントニオだったと。これも意表を突く展開だったな。つまりは5年前にアントニオはオフィーリアに取って代わったということか? オフィーリアではその目的を果たせないと感じた彼が、オフィーリアに代わって目的を実現しようとした? まあ彼はどうやっても彼女の目的を叶えると言ってましたが。どうもそこのところがしっくりこない。彼の方が先にオフィーリアに対する愛情のようなものに目覚めたのだろうか? 何にせよ、あそこで自殺しようとする理由もまだ良く分からんし・・・。何とも難しい展開になったな。

     
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 それにしても既に正史とはかなり離れた展開になってしまっているはずなんですが(そもそも正史ではディーヴァの存在があんなに大きくなってなかったはず)、それでもシンギュラリティポイントは当初想定と同じなんでしょうか? 既に実は計画自体が崩壊しているような気が。そもそもディーヴァの存在によって想定以上に人類とAIの関係性が変化している可能性がある。今後、彼女の存在自体が最大の鍵になるような気がしてきた。

 

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