風紀委員長の秘密
第5話は、今まで今ひとつ存在が薄かったシャーリーの秘密が描かれます。何やらクソ重たい背景を背負ってそうな気配があった彼女ですが、彼女が背負っていた秘密が明かされる。
それにしてもその秘密が、実はヴァンパイアだったんですってのはあまりに突飛だったな。まあエルフや獣人が普通にいる世界だから、ヴァンパイアがいたからと言って特別に驚くことではないかも知れないが。ただこの世界のヴァンパイアのスペックが良く分からないのだが。ミナは明らかに人間よりもスペックがかなり高いようだが、ヴァンパイアの力というよりも破壊神の力だった雰囲気。それに簡単に吹っ飛ばされていたシャーリーは人間よりも極端にスペックは高くなさそうだったが、ネモのやられっぷりを見ていたら、やはりヴァンパイアはいくらかスペック高いのか。
それとヴァンパイアが生きていくのに血を絶対必要とするのかも不明。何となくエレンに時々血をもらっていた雰囲気はあるが。しかし回復専門の「主体性のない女」は影で大活躍だな。
シャーリーがネモに信頼を寄せることで人間関係も変化しそう
結局はミナを殺すことに抵抗を感じていたネモが、仲間を助けるためにそれを割り切って決断したという話です。今まで甘さ一辺倒だったネモが一線を越えたという瞬間でもありますし、破壊神陣営を明確に敵と認識したということにもなる。
シャーリーは今までネモをどこかで警戒しているところがあったが、これで恋愛度がピンピロリロリンで、一気に信頼を深めることになりました。こうしてセブンナイツの結束が高まっていくということでしょうか。シャーリーは自分の境遇から他の仲間とも一線を引いているところがありましたが、ネモと親密になったことでそれも少々変化していきそう。彼女って典型的なツンデレキャラ要素がありますので、ネモに特別な態度を示し始めたら、それを見たファリアが心穏やかからぬ・・・という展開もありそう。そしてそれを横でニヤニヤと楽しんでいる主体性のない女が。
で、ガレスが敵の手先が学園に入り込んでいるということを推測してましたが、ミナはその一人だったということになります。恐らく手先が彼女一人ということはないでしょう。その辺りの学園を巡る争いなんてのもこれからの展開になるか。
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