白鷺館アニメ棟

放送中のアニメ作品について、アニメファン歴50年以上という鷺が軽いツッコミを交えて与太話

バック・アロウ 第14話「その戦場に愛はあるのか」

とりあえず戦闘終結だが、裏で選帝侯の目的不明の画策が

 表に浮上したフィーネ姫の裏の顔ですが、かなり強がっているのとは裏腹に、凱帝の変態的な能力には歯が立たず、結局は弱い奴らをいたぶって憂さ晴らしという情けない状態に。使えねぇヤンキー女だな。

     
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 そして彼女の壊れっぷりを国民にあえて見せた選帝侯ルドルフ。こいつも何を画策しているのかが分からない。どうも暇つぶしのためにあえて乱を起こそうと思っているようにしか見えんのだな。そもそも王国の権力を影で握っているのだから、別にフィーネ姫を追い払わなくてもリュートを支配することは出来るし、フィーネ姫が邪魔なのなら既にとっくに排除できているはず。結局はすべて暇つぶしで面白がっているだけに見える。裏の最高権力者が愉快犯のテロリストというのはかなりタチが悪い。

     
知らない間にドンドンと新たなギミックが加わります

 結局はアロウは「姫を正気に戻す」と姫に対して一撃。それで姫も正気に返るという安直な展開。そして天才シュウ君は都合良くグランエッジャの秘密兵器を起動。元々この作品はストーリー展開にかなりご都合主義があったが、今回はそれが相当に炸裂していたな。

 

強引に愛の力で戦争を終了させた姫様はどうなる?

 そしてほぼ戦闘力を失ったレッカ凱帝国ですが、それでもキ印の凱帝に率いられる兵士達は思考停止のバンザイ突撃。さすがにこれは「こいつらアホか?」と言いたくもなるわな。まあしかし狂信者とはそういうものです。ただの信者でなくて上に狂がつくのはまともでないから。しかしそれをフィーネ姫が強引に「愛の力」で屈服させてしまった。非常にご都合主義の展開ではある。とりあえず凱帝も一旦屈して退却の模様。もっとも凱帝はまだ完全に引き下がるつもりはなそうな雰囲気。

     
今回は大した出番なしです

 で、勝利を収めて凱旋のはずだった姫ですが、待っていたのは裏切られたと怒り心頭の国民達。まああの姿を見たらドン引きするのが普通だわな。すべてを仕組んでいた選帝侯ルドルフの目的は? って辺りで次回か。まだまだ10話以上あるはずですから、一山も二山も来るでしょう。

     
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  とりあえず凱帝が敗戦を認めたことで不完全燃焼状態のカイにレン。この二人がこのまま納まりそうな気はしない。というか、いずれ絶対にストーリーに重要な絡み方をするはずです。二人ともいずれはこっち側に来る連中と思うんだがな。

 

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