何やら普通に戦っている彼ら
相変わらずウルトラマン風味は全く感じられない作品ですが、小型化したメカが巨大化する時の音だけはウルトラマンでしたね。
さて一癖のあるキャラばかり並べた割には何やら結構普通に戦っているのが安直すぎないかという気はしますね。あのニートなんか実は意外と有能だったという話になってしまっているし。あのブッチ魔の女もなぜかは分からんが予想に反して真面目に操縦練習しているし。
結局は一番目的意識がなくてフラフラしているのが蓬だったが、最終的には彼も巻き込まれる内に、とりあえず守れるものは守りたいという「崇高な」動機を見つけ出したようであるし。
まあガウマが見た目の異常な凶悪さに反して、悪い奴ではないと言うことは今回にも出てましたし、結局は蓬は何だかんだで巻き込まれたようです。にしても一番戦う理由がなさそうだった南さんが意外に積極的なのはどうしたことなんでしょうか? ニートが予想以上に有能だったこと以上に唐突で違和感あるな。
現れた敵、しかし何者なんだ?
そして唐突にどうやら敵さんが登場した模様。インテリ風、ヤンキー風、ガキ、女と多彩な連中です。場合によってはこっちが主人公になっても違和感ないような取り合わせではある。で、こいつらは当面は敵なようだが、そもそも何を考えているのかが分からない。地球侵略の類いの崇高な目的を持っているのか、それとも単に面白半分に世の中を破壊しようとしているテロリストなのか。まあその辺りはこの後、おいおい出てくるんだろう。そもそもガウマが何者なのかも含めて。
ところで女キャラ(公式HPによるとムジナでしたっけ?)、何やらフェチでも意識しているのかスタッフにいるのか、やけに太股を強調しているキャラなんですけど、太股の太さとヒップやウエストのサイズがアンバランスで、人間としてはあり得ない体型って感じだな。アニメキャラとしてもどうなの? このプロポーション。
結局は前回見た感想ではいかにも今時なキャラを配したと感じたのだが、二話にしてそのあえて設定した今時キャラの意味が消失してるな。既にご都合主義的にストーリーが回り出している。正直大丈夫なんだろうか? こういうキャラ配置だったら、普通はもっとエゴのぶつかり合いとかありそうなもんだが。いかにも今時の若者な「主体性のなさ」であっさりまとまってしまった感じ。それなりに全員「闇」を持ったキャラの設定のようなんだが、その辺のところにはいずれ触れるのか?
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