母性本能をくすぐる寄生生物が登場
前半は「母性本能を刺激する動物」とのオーダーに対して冥戸さんが出した答えが、寄生生物のフクロムシという相変わらずの禍々しさ。
このフクロムシって、カニに寄生してそこから栄養素を摂るだけでなく内分泌を攪乱して、オスの場合はメス化させるらしい。メス化したカニはフクロムシの卵を自分の卵だと思って守るというのだから禍々しい。なお寄生するのはメスであり、オスは極端に小さくてメスに寄生してその器官の一部と化すらしい。なんかいよいよもって禍々しさしか感じない生き物だ。確かに直接に母性本能をくすぐってはいるわけだが・・・。
なお番組では寄生されたカニは結果として長生きするといっており、「悪いことばかりじゃない」みたいなオチにしているが、実際は長生きさせるために繁殖を放棄させるそうだから、カニにとっては良いことは何もない。オネエ化させて繁殖の機会を奪うということである。ちなみにネットではわざわざ食べてみた人までいるらしいが、あまり美味しくないとのことだった。木村さんはかなり悪食である。
ペンギンのギミック紹介
後半は海原さんと木村さんの対決の形でペンギンの様々なギミックを紹介という内容。それにしても木村さんがデザインした足長ペンギンはキモかったな(笑)。まあペンギンが足を巡る血管の血で熱交換しているということは知っていたが、体育座りしているとは知らなかった。つまりはペンギンはETだったのか(ETの中の人も体育座りだと聞いている)。
あの話で分かったのは、ペンギンの舌にはギザギザがある。塩分は鼻水で排出するなんかだが、使わないときは内臓の温度をさげて半分死んでいるって、そんなギミックがあるとは知らなかった。確かに金森さんが言っていたように「本当にそれ鳥なの?」って感じです。もっとも実際にペンギンが泳ぐ姿を見たら鳥以外の何者でもないですが。何しろペンギンは水中を飛びますので。
ところで今回、エンディングが英語になっていたりとかわけの分からんことがありましたが、そう言えば水島さんが全く出てきませんでしたね。何か理由はあるんでしょうか?
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