防御を極めると亀になった
相変わらず暴走気味の本作ですが。最初は水島さんと木村君が何やら対戦。何をやっているんだと思ったら、骨を使った防御について考えていた模様。
ああだこうだやっていたけど、結局最後に行き着いたのが亀。何か最初に言っていた、肋骨がジャキッと出て来て敵を刺すというのからはイメージは相当に変わってしまった。しかし確かに亀の甲羅って、あの中央に脊椎が通っていて、よくよく見ると肋骨の進化形ってのは分かるんですよね。
ちなみに上の写真のスッポンの甲羅は私が以前に由布院のスッポン料理の宿に泊まった時に、厄除けとして頂いたものの裏側です。
ただああいう形態になって鉄壁の防御になった代わりに、いろいろと身体の制約は出てしまったんですよね。本作を見ていても呼吸と移動にはかなりの制約がかかったようですね。手は無理な形になっているので動かしにくいし、そもそも素早く動こうにも呼吸器が弱いから十分な酸素を供給できない。結局は鉄壁の防御と引き替えに亀はゆっくりと動くしか仕方なかったのか。そもそも甲羅が重くなりすぎてその点でも動くのは不利です。
キュンとくるプロポーズ
後半は「キュンとくるプロポーズ」とのことで、いきなり金森さんのショーを見せられる羽目になって、正直ここのシーンはかなりツラかった(笑)。結局はメスにディスプレイするわけだが、その時に引き立て役として後輩を連れて行くという嫌な鳥(笑)。しかし人間世界でもこういう「引き立て役」を使おうとする奴っていないわけではない。少女漫画ではこの引き立て役にされた側がある時にリベンジするって展開が黄金パターンの1つだったような。
で、次は突然に水島さんと木村君の今度はラップバトルからドラゴンボールへ。だけど結論としてはバトルは不毛だから筋肉を見せ合うだけで決着をつけるという奇妙なカエルに。しかしこれって、人間に置き換えたらボディビルダー同士が「俺を見てくれ!!」って筋肉バトルしてる図が浮かぶから、これはこれで暑苦しくて嫌な絵面(笑)。
最後は海原さんのアザラシが「鼻にキュンとくる」対決をしてこれが採用。相変わらず神様は雑なオーダーをする。ズキンアザラシって写真を見たことはあったが、あれは鼻を膨らませていたのか。確かに何か痛そう。
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