さらにブラックさのます職場に主人公は壊れる寸前
さて元作の方は何やらバトル展開で盛り上がっておりますが、本作の方はひたすらに職場のブラックさが増してきております。
前回、白血球がいないと言ってましたが、実際には赤血球もかなり減少している模様。つまりは身体の根本的な部分の機能低下が起こりつつあると言う状況です。さり気に朝立ちももうないというようなことまで言われてました。身体が総合的に機能低下したかなり危ない状況になりかけているということで、瀕死と言っても良い状態の模様。
そんな中でくそ真面目な主人公はプレッシャーと義務感とで押しつぶされて壊れる寸前になっていたのを友にようやく救われたという展開。実際にブラック企業内ではああいう感じで壊れてしまう若手社員が多いので、その辺りは妙なリアリティがある。この作品のBLACKって、社員を使いつぶして生き延びようとするブラック企業そのままなんですよね。
白癬菌に大苦戦する体内
そして今回は免疫力が大幅低下したことから、白癬菌の侵攻を受けたようです。最終的には外部から塩酸ブテナフィン(典型的な水虫薬ですね)が投与されたことで、何とか白癬菌の侵攻を一旦は妨げたようですが。
しかし白癬菌の侵攻は陰茎(いわゆるいんきんたむしですな)、頭皮(いわゆるしらくも)、爪(いわゆる爪水虫)、手足(いわゆる水虫)と全身で発症しているようですから、かなりヤバい状況です。そしてこれだけ白癬菌にやられると言うことは、衛生状態が非常に悪くなっているという意味であり、当然ながらもっと他のタチの悪い菌に感染する可能性も高い。というわけで、彼の職場はブラックどころか最終的には生存の危機にまで直面するだろうと予測できます。
で、最後には大病を患って死にかけて、そして身体の主がそのことで悔い改めて生活態度を改善、体内のブラック環境にも希望が見えてくる・・・って辺りで本作は終了かな。
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