2話展開で盛り上げてきました
ああ、やっぱり2話構成にしてきたか。がん細胞との死闘の物語は1話で終わらせるにはややしんどく、2話にするにはやや中身が少ないという雰囲気なんですが、オリジナルな構成やら回想やらを加えることで無理矢理に2話分に引き伸ばしたということか。
まあ最終巻に残っているエピソード数とかを考えても、ここで2話ぐらい消化しとかないと確かに1クールにするのはキツそうだ。若干引き延ばしが目立つ感はあったが、それでもなかなか緊迫の展開になっていたんでは。
それにしても今回は完全に別の作品になってましたね(笑)。私は見ていて「デスノート」か何かかと思った(笑)。あのがん細胞が翼はやして飛び立つシーンなんて、その手の作品ではしょっちゅう出てくるイメージカットみたいだ。
クールビューティーも乱入して盛り上げる
そして緊迫の戦闘シーンに乱入してきたのが、制御性T細胞。今までヘルパー司令の秘書のような位置づけであまり表に出てこなかったんですが、ここまで活躍するのは初めてでは。そしてメモリーTと格闘でまともにやり合うだけの腕っ節の強さも披露。ハッキリ言って今回の主役は彼女ですね。最初から典型的なクールビューティキャラでしたから。何となく結構ファンがいるんじゃないかなと思わせるキャラです。特にあのスーツで戦うってのは、マニア受けしそう。ああいうのもツンデレ系キャラの亜流かな。かく言う私も実は一推しなんだが(笑)。正直、ああいうどこか冷めたところのあるキャラって惹かれる。もっとも現実世界では扱いにくいタイプですけど。
って思っていたら、やっぱり既にこの手のグッズが出ている模様です |
細胞くんは黄金展開しているし・・・
そしてそっちの影に隠れてましたが、乳酸菌を助けようとしていた細胞くんもピンチに。ここで乳酸菌を逃がしますが、なかなか泣かせる展開をしてます。まさに「ここは俺に任せて行け!」とか「俺の屍を越えてゆけ!」という黄金展開です。実際に「ここは俺に間描かせてお前は先に行け」という台詞は一度言ってみたいと思っている厨二も結構多いとか(笑)。ちなみにその後に「最後にお前に会えてよかったぜ・・・」なんて台詞が続く場合もあります。しかしこれは完全に死亡フラグなので、リアルな社会で言うことなんてまずありません(と言うか、あってたまるか)。
まあしかしこの作品の作者の真髄は、デスノート的になっているがん細胞とのバトルよりは、本来はニューニューと可愛い乳酸菌の方でしょうね。ちょい無理して最近の流行を取り入れてみましたって雰囲気が濃厚。この乳酸菌のぬいぐるみってのも、今後出そうなアイテムなんだが。
で、実はこの作品って学習教材らしい
ところでアニメを見ながら身体の働きを学習できるというこの作品。実際に教材として使用される例も出ており、この作品のおかげで体内のことに詳しくなる子供も増えているとか。いよいよもってまんがサイエンスになってきた。
まあ漫画で勉強するってのは私も否定しませんけど。私自身最近でも漫画のおかげで宗教のこととか地獄のこととか詳しくなりましたので(笑)。もっともそうだからこそ、たまにいい加減な嘘描いている漫画があるのが問題。いゆわるエロなんかとは別次元の有害図書になります。
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