クソ重たい過去話の総決算です
エミリアの過去に続いて、今回はロズワールやベア子、さらにシーマの過去までまとめて登場するという過去の清算シリーズに突入してます。結局はすべて背後にエキドナの関与があったようですが、そのエキドナはヘクトールから逃げていたと。そしてそもそも聖域はエキドナが隠れるために作ったわけか。そして急遽発動させることになったから、シーマがそのための犠牲になったと。
時間稼ぎのために戦闘に挑んだロズワールですが、なすすべもなく一方的にボコられます。ロズワールの戦闘力ってこの作品ではトップクラスなので、そのロズワールが手も足も出ないと言うことが、相手の異常な強さを示しているというわけでしょう。ベア子はシーマのために「自分がエキドナと共に戦う」と言ってましたが、到底勝負にならないことはベア子も実は知っているでしょう。何かロズワールとベア子が、今まで見せたことのないような一途な思いというのを見せたのがこの回です。
ここ数回、この話の核心に近づくクソ重たい過去話の連続なので、話の見通しはよくなってきたんですが、正直なところかなりしんどいな。そしてこの事実をひっさげてスバルはロズワールに降伏勧告したが、ロズワールはあくまで屈しないという宣言。スバルはエミリアの強さを信じているのに対し、ロズワールはエミリアの弱さを信じているという対極的な立場か。しかしこれは既にエミリアが試練をクリアしたことで勝負は決したのだが、ロズワールはまだそのことを知らないのか。
暑苦しい純愛男ばかりが登場しているような・・・
このターンになってからのスバルはひたすら暑苦しい奴です。しかしその暑苦しさにロズワールは正面から対峙してましたね。ああ見えて、ロズワールはロズワールで熱いものを(ただしかなりひねくれているが)持っているというところを垣間見せましたね。エキドナに対する思いだけは本物だったようです。エミリアたん、エミリアたんで命を懸けているスバルと言い、フェルトナを助けるために命を懸けた挙げ句に発狂したジュースと言い、どうもこの作品に登場する男共は純愛タイプに限られるようです。そう言えば剣鬼ウィルヘルムも未だに亡くなった妻への思いを引きずっている男だったな。純愛でありながら、結果は悲恋ってのがパターンになっている。スバルは最終的にどうなるんだ?
とりあえずロズワールは最後まで自分の信念を曲げませんでした。結局はガーフィール+足手まとい2人はエルザ達を撃退に行くしかないんでしょう。ただエルザはアンデッド的な不死能力持っていたようだし、脳筋で厨二のガーフィールで本当に大丈夫なのかについてはいささかの不安も。まあロズワールが協力しないのなら、現有で最強戦力なのは間違いないですが。
まあどうにか勝つんでしょう。で、大兎はやっぱりベア子とエミリアかな。魔法でないと対処できそうにない相手だから。それで聖域の問題が解決したところで今シリーズは完ってとこか。眠り姫のままのレムはどうなるんだ・・・。
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