結構あっさりとした解決でした
ああ、本当に事件の方は単に乗り越えるべき不幸として完全に放置しちゃったな。まあ本作は名探偵コナンじゃないので、そっちに主眼はないんでしょうけど。
非常に込み入った事情になってきていたんですが、結局は結構あっさりと単純に解決してしまいました。要するに理央が兄の死に責任を感じ、そのために母が自分を拒んでいるのではとの恐怖を抱いていたから、それを乗り越えさせるための行動を起こさせたということと、母親の方にも現実を受け入れてもう一人の息子である理央のことも思うように振り向けるという行動をとらせたということ。
まあ解決としてはそれしかないんですけど。どうやらラムネは理央が誘拐されたことにして・・・って作戦を考えていたようですが、突発的なアクシデントからそれを利用するようにアレンジしたようです。もっともそこで自分の身体のことを考えてなかったので、そりゃクロが怒るわなというところ。それにしてもクロって冷静で非常に思考も論理的です。相当に有能ですね。今回なんかもラムネの性格も含めて全てを読み切ってましたからね。
ところでこの番組に登場する怪病の原因となる怪(あやかし)ですが、殊更に人間と敵対しているとか言うわけでなく、人間が弱ったところを見て取り憑いているようですね。つまりはウイルスと同じような存在と。ウイルスも殊更に人間に悪意をなすことを目的として感染しているわけではないので。この辺りは今日的かな。
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