都市伝説「きさらぎ駅」登場ですか
どうやらあの世とこの世が陸続きになってしまったようです。池袋からシームレスで裏世界に突入してしまった二人。
それにしても鳥子って、やっぱり人格が壊れているというか。明らかに人格障害ですよね。楽天的とか前向きってレベルでなくて、恐怖心を感じる感覚が明らかにぶっ飛んでいる。いわゆる頭のネジがはずれているタイプ。まあ空魚の方もそういうところはありますが、こと恐怖に対する対応は鳥子よりは大分まとも。
そして今回登場したのは「きさらぎ駅」。どうもこれもネットで広がった都市伝説のようです。異世界にある無人駅で回りは何もない草原ってことなんですから、今回登場した駅のあの雰囲気の模様。元は謎の駅に迷い込んでしまったという「体験者」からの実況という形で広がったらしい。まあ凝ったネット小説と考えて良いだろう。この手の「体験型」はホラーの一つの定番でもある。
何やら話が展開した模様だが
今回、話が新展開しましたね。沖縄で迷い込んだという米軍の一個中隊と遭遇。彼らが日本の都市伝説を知っているとは思えませんが、どうもこの世界のモンスターは通常兵器が通用するようなので、完全装備の一個中隊だったら犠牲者を出しながらでも生き残れたようです。鳥子が拾った武器とかもこの連中のものでしょうか? それとも他にも大挙して入り込んでいる奴がいるのか?
空魚たちは池袋から迷い込み、彼らは沖縄の演習場とのことなので、裏世界と表世界の位置関係は相関性がないようですね。位置関係の相関性なしにあちこちにポツポツと連絡場所があるということか。にしては今まで、多摩や秩父など一応「東京圏」に戻ってきてましたが、あれって一つ間違うとオホーツクとかに帰ってきていた可能性があるということ?
そして彼らが死体輸送に使っていた運搬機がモンスター化して人間を襲いだしたという話が出てました。これって、もしかしてこちらの世界に長居していたら、人間もモンスター化する可能性があるってことだろうか? それともそこには自律的意志の有無とかも絡んでいるのか? まあその辺りはまだまだよく分からん。
で、半分植物のような人間のような怪しい奴はいわゆるこっちの世界の住民というわけですかね。前回に出て来た連中と雰囲気的に近いものがありますね。もっともあれもこっちに迷い込んで放浪した人間のなれの果てって可能性もないわけでもなさそうだが。
何にせよ、正直なところ良く分からん話だ。一番気になっていることは、このアニメ、キチンと決着がつくのか。何か原作がまだ続いている気配だから、結局はなんの結論もつかないまま唐突に話途中で放り出しそうな嫌な予感がする。最近はそういう無責任な作りのアニメ作品が増えすぎて、興醒めを通り越して怒りを感じているところだが。
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