ようやく話が動き出したのかな?
なんか韻を踏んだタイトルですが、ようやく話が動き始めましたかね。どうやら向こうの世界からこっちの世界に働きかけてきた模様。
よく分からんが、何やら異質な生命体が人間に対して恐怖心を通して接触を図ってきているという話か。何かその辺りを鳥子がうわごとのように言っていたが、本人にはどれだけ自覚があったのやら。
で、小桜は今回は無理矢理に巻き込まれてしまいました。現場向きでないと自分で言ってましたが、確かに体力も度胸も全くない模様。最初から「戦力にはならない」と言っている通り、典型的なインドア派のようです。
やっぱり普通でない空魚と鳥子
そしてチラリと出て来た空魚の過去。本人は「ありきたりの話」と感じているようだが、実際のところは全くただ者ではない。まあそれにしてもカルトってのは徹底的に人間と家庭を壊すってのをよく表現している。空魚の家庭自体はありきたりではないが、カルトにはまった者の周辺ではこの手の話は実はありきたり。小桜が「ただ者ではないと思っていたが」というようなことを言っていましたが、空魚が妙に悟ったようなというか、開き直ったところがあるのはそういう経験である意味で自分を捨ててかかっているからでしょう。普通はあんな世界、一度行ったら再度踏み込む気なんてしない。
鳥子の方も普通じゃないのは明らか。武器の扱いに慣れていて躊躇がないのは親が軍人のカナダ育ちと言うことだが、その親は死んだというから、その後どういう生活をしていたのやら。何か恐怖心というものが欠落しているようなところがありますから、一種の人格障害的なのは間違いない。
と言うわけで、一癖も二癖もある連中が、人智を越えた連中とのファーストコンタクトって内容になるんでしょうか? 都市伝説ものから「未知との遭遇」に変化してきた。
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