いわゆる魔物退治の物語です
今回は湖の魔物退治物語。主人公一行が湖に現れた魔物と戦うだけ。まあ非常に良く動くなと感心はしたんですが、ハッキリ言ってそれだけです。私的には特に面白いとは感じない。
エビソードとしては、何だかんだいいながら、主人公のことを嫌っていた藍忘機が主人公と接近していくという話なんだろうなということは分かる。今回の内容を見ていたら「こいつ、ただのいい加減な男のようで意外とやる」ってことを感じているらしき描写は見られましたから。
一方の主人公の方は、ああいうタイプの習性として「堅物を見かけるととにかくいじりたくなる」とでもいうパターンか、とにかく嫌われようと拒絶されようと藍忘機に接近しようとするんですよね。また藍忘機のようなタイプは基本的にツンデレキャラってのがパターンですから、どこかの時点でマブダチか終生のライバルという関係になる展開が大体ありがち。本作の場合は後者になるんだろうか?
というような大筋は見えるんだが、どうにもその大筋しか見えないんだよな。基本的なストーリーが今ひとつハッキリしないで、毎回エピソードを消化していっているだけって印象だから、正直なところ見ているのが大分ツラくなってきたな。それにキャラの区別もつきにくい(あの白服の連中はみな一緒に見えてしまう)。そしてどうしても覚えられない上に聞き取れない中国名。キャラの把握というところの基本中の基本でコケてしまうからどうしても見ていてもしんどい。このまま大きなストーリーの進展もなく、単に美形キャラが動き回るだけの話ってのなら、私としては切り頃になってくる。
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