案の定、悪党共は瞬殺されて、またも居候が増える展開に
うん、マジで指先一つでダウンさせられてしまった。自信満々のクランスは全く良いところもなく、まさに瞬殺。悪あがきとしてハッカー君(タオでしたっけ?)まで栄養にしようとしたが、それもまんまと逃げられるという体たらく。思わせぶりに登場したもののあまりに呆気ない最後です。まあ主人公の強さが桁外れすぎるんでしょうけど。
で、殺す気満々で本気モードでタキオをボコボコにしていたフランケン君ですが、最後の最後でタキオが田代を気にしているのを見て「こいつ実は良い奴じゃん」と急に母性本能を全開させてしまいます。どうもフランケンは寮母さん本能を持っているようです。結局はタオと一緒にまた居候が増えている。何かこの作品って、事件が起こる度にあの屋敷の居候が増えていっているような。フランケン母さんの苦労は絶えません。にもかかわらずM-21君に対して「ここはお前の家でもある」と慈愛に満ちたお言葉を。これにはさすがにM-21君もグッときて泣きそうじゃないですか。
そのM-21君ですが、ライによって本来の秘められた力の一端を垣間見せられたようです。「俺は弱い」といささか自信喪失になってましたから、これは彼にとっては希望でしょう。もっとも彼が完全に力を解放したら、いささか暴走する危険もあるような気もしますが。
で、M-21君とレジス君は順調に友情を深めているようです。何かいいコンビになりつつあるこの二人。毎度毎度ラーメンを巡っての漫才を繰り広げている。今回の件でもレジス君は口では悪態をつきながらも、実はM-21君の覚悟に心底感動してましたからね。クールを装おうとしてますが、意外に心根は素直な奴ですレジス君は。またM-21君の方もここでの生活に安らぎを感じて、本気で命がけでそれを守ろうとしてましたからね。
そしてセーラさんは底知れぬ実力の一端を垣間見せてましたね。やっぱりあんな豚なんか何も出来ずに簡単に抹殺されてしまいました。しかもその底知れぬ実力は戦闘能力だけでなく、料理能力にもあるようです。かなり上級のノブレスというようなことをフランケンが言っていましたが、ノブレスが料理も出来るのは意外ですね。ライなんてそっちは多分まるで駄目そうだから。
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