白鷺館アニメ棟

放送中のアニメ作品について、アニメファン歴50年以上という鷺が軽いツッコミを交えて与太話

神様になった日 第3話「天使が堕ちる日」

業務報告です

 エーッと、ここで言うのも場違いですが、本作の前の時間に放送されていた「シグルドリーヴァ」ですが、今回の内容はあまりに私の趣味からズレすぎというか「寒くてキモい」です。まあヒロイン達の水着を描きたいだけの回で、そういうのは別に良くあるパターンですが、描き方がキモすぎる上にドタバタが全く笑えずにひたすら寒かったです。あのノリで行かれるのならキツいです。と言うわけで「脱落」かな。わざわざ独立項目立てて、そこで悪評価書いた挙げ句に脱落宣言するってのも、ファンに正面からケンカ売るみたいなので、どさくさ紛れにここで報告しておきます。

 

さり気にラーメン界に潜む深い闇が現れてるんだが・・・

 さて本作でありますが、相変わらずのテンポの良いドタバタです。前回の最後には「一体何が起こったの?」と思わせてましたが、案の定と言うか大したことのない話でした(笑)。

 で、ひなは今回はラーメン屋再生の腕を見せます。本当にわけの分からん才能を持っていて、その辺りは確かに神がかりではある。

 今回言ってた内容って、確かにラーメンの場合はそうなんですよね。私も無化調ラーメンを食べたことはありますが、大抵は味にインパクトがなくて平板な失敗ラーメンが多いです。どうせラーメンはジャンクフードだからって開き直って化調を使うのは一つの手なんですよね。その方が明らかに味にインパクトと深みが感じられて、一般受けするラーメンになるってのは事実なので。

 実はこの辺りがラーメン界につきまとう黒い影だったりします。化調はファミレスやコンビニが使いまくることで一時期問題になりましたが(健康に問題が出るレベルまで使っているところがあった)、実は昔から化調と切っても切れない一番深い関係にある世界がラーメンでして、一部の店が無化調への取り組みを行ったりしたんですが、結果としてはインパクトのない失敗ラーメンになってしまって、やむなく化調に戻ってきているという例も少なくないんです。

 無化調でインパクトのあるラーメンを作ろうと思ったら、出汁やらスープやらに手間をかなりかける必要があり、そうなるとコストに跳ね返るわけです。となると所詮はジャンクフードであるラーメンでは厳しいということになります。しかもそうやって作った本格ラーメンが出来たとしても、そもそも客の舌の方が化調で麻痺してることが多いから、そういうラーメンは「味がしなくてまずい」という評価になり、山盛りの化調を入れまくっているラーメンの方が人気が出るという現実。だから単に営業のことだけを考えるのなら、変なプライドとこだわりは捨てて化調を使いまくれってのは現実としては残念ながら正解なんです。

 と、いきなりラーメンの話ばかり必死で書いてしまいました。まあ私は化調の弊害を気にしており(特に幼児期から化調漬けで育った子どもは明らかに味覚に異常を来す上に、場合によって脳への悪影響まで指摘する声もある)、できれば化調は使わない方が良いという考えなので。しかし現実はかなり難しいんですよね。特にラーメンは。

 それで今回の内容の方ですが、何やら主人公達と全く無関係の世界で天才ハッカー君らしき人物が登場し、裏になにやら大きな陰謀が・・・ってことを匂わせてるんですが、これが主人公達の世界とどう絡んでくるのかは今のところは全く不明。恐らくこれが次回以降の話になるんでしょう。そして「世界の終わり」って話はもしかしてその陰謀が絡んでいるのか?

 

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