白鷺館アニメ棟

放送中のアニメ作品について、アニメファン歴50年以上という鷺が軽いツッコミを交えて与太話

冒険者になりたいと都に出て行った娘がSランクになってた 第12話「過去との対峙」第13話「ただいま、お父さん」

とりあえずここで締めます

 まだBSの方は最終話を残してるんですが、AT-Xの方で先行して最終話まで放送があったので、もうまとめて締めてしまいます。まあ予想通りというかそんなに大きな話の進展はなく、予定通りの中途で話が終わりましたので。

     
原作はライトノベルでコミックも出ているってパターンらしい

 

 

何やら大陰謀の一端は垣間見えるが、アニメはここで終了

 結局はアンジェリンは大公の元に出向くことになるが、そこで大公の馬鹿息子共にホトホト呆れて疲れ果ててしまうと。もう絵に描いたような「貴族の馬鹿息子」ばかりが登場ですから。あれだと明らかにタラシの長男がまだ一番マシだな。次男は長男に対する対抗意識ばかりが空回りしているし、三男は問題外と。大公自身はそれなりの見識のある人物のようだが、息子の育て方は失敗した模様。まあ通常だと家督が回ってこない次男、三男が鬱屈するのは良くある話ではあるが。それにしても本作の貴族って、アンジェリンが言うまでもなくアホが多いわ。ボルドー領にちょっかいかけてきた、隣の馬鹿貴族みたいに。

 で、皇太子がある時点から人が変わったようにまともになったと言っていたが、それはまさに人が入れ替わっていたということか。まあこれからこいつが中ボスなのは定かなんだが、予定通りアニメはそこまでは行かずに終了と。気になる方は後は原作をお読みくださいというお約束のマーケティング。アニメ第2期は・・・まあないだろうな。わざわざ作るほどの作品でもないし、世間的にそんなに売れたという様子もないし。原作の売り上げにいくらかでも繋がれば良しと言うところか。

 

 

今後の展開も大体見えるんだが

 最後はお約束のように全員集合で大団円。カシムはベルグリフに対して見捨てたというような後ろめたさを持っていたようだが、ベルグリフの方はそんなものは微塵も感じていなかったと。まあ何かあっても「自分の力不足が原因」と考える男だから。しかし義足でマッスル将軍と渡り合えるぐらい、かなりの実力者であることもハッキリしてきたんだが。

 とりあえず親父世代とジジイ世代のSランク冒険者が集まり始めてるんだが、いずれはこいつら総動員で世界をひっくり返すレベルの陰謀に立ち向かうって展開なんだろうな。その過程でベルグリフが引き取ったアンジェリンの妹(笑)の線辺りから、アンジェリンの正体とかの話にも繋がって、結局はアンジェリンがこの世界の鍵を握る存在となるって展開辺りがお約束か。もっともアニメはこれで終わりだが。

 

 

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