SPY×FAMILY　第36話「バーリント・ラブ／〈夜帷〉の日常」

ベッキーの猛アプローチ(お嬢様、不倫はいけませんよ)

　前半は恋愛ドラマに感化されて、フォージャー家を急襲してロイドに猛アプローチをかけるベッキーのお話。それにしてもいくらベッキーがロイドに色仕掛けしようとしても、そもそもお子様だからな・・・。しかしアーニャが「毎日一流シェフの料理」で「少しだけベッキーを応援」ってのが笑ったわ。なんというか利に聡いというか、買収されやすいタイプである(笑)。

つい先日、最新12巻が発売になったところです

　そこにヨルが帰ってくるのだが、メラメラとライバル心燃やすベッキーに対して、ヨルもやはり「アウトオブ眼中」。やっぱりお子様がじゃれているようにしか思えんわな(笑)。それにしても最終奥義が「ちょっと酔っちゃったみたい」か。ベッキーっていつもそういうのばかり見てるんだな。だけどそういう展開に持っていった場合、その後に何が起こるのかは分かってるんだろうか? なんせお子様だからな(笑)。結局はいくら色仕掛けオンパレードしても、おませなお嬢さんで微笑ましいだけなんだよな(笑)。その挙げ句にヨルに勘違いされて、その過程でヨルの不死身さを遺憾なく見せつけられて敗北を悟ると。なんか後半の主役の人と同じ展開をたどっているような・・・。その結果として弟子入りって、確かにロイドにしたら「何か見覚えが」だな。アーニャがヨルに必殺パンチを仕込まれた挙げ句に、ダミアンをぶっ飛ばしちまったからな。

相変わらず「好き」で突っ走っているあの方

　後半はもう一人のヨルに敗北を見せつけられた人。相変わらず彼女の日常は「好き」に満ちているようである。しかしあまりに無表情なものだから、ロイドには気持ちは通じてはいないようだが・・・。おみやげもらってルンルンなのに、ロイドにしたら「めっちゃ睨まれている」としか思えないという行きすぎたクールビューティーです。しかしそれも多分に任務柄装ってるんだろうな。人のいないところでは露骨にルンルンしちゃったりするお茶目さんだったりする(笑)。結構私の推しキャラ(笑)。究極のツンデレだよな、彼女。

　ところでこのエピソードって多分アニメオリジナルですよね(原作で見た記憶がない)。前半がベッキーの猛アプローチの話だったから、その対になる話として作ったのかな。彼女もヨルにテニスで決定的な敗北してから、山ごもりしてご無沙汰だったからな(笑)。それにしてもテニスでの敗北は未だに心の傷になってるのか。まあ自分の力量に自信のあった彼女が、完膚なきまでに力の差を見せつけられたからな。もっともあの球って、打ちにいかなかったら普通にフォルトなんだが(笑)。