白鷺館アニメ棟

放送中のアニメ作品について、アニメファン歴50年以上という鷺が軽いツッコミを交えて与太話

ライザのアトリエ ~常闇の女王と秘密の隠れ家~ 第7話「クラウディアの勇気」

結局は何も進まない

 うーん、やっぱり面白くないな。少しは話が進むかと思ったのだが、結局はクラウディアがパーティーに入る入らないでグダグダしているだけの話になってしまった。まあそれを通してクラウディアとあの三馬鹿の成長を描くという段階を踏んではいるんだが、結局はその段階を踏んでいるだけでこの作品は終わりそうだな。

     
SwitchやPSのゲームが出てます

 これで大体分かったのは、恐らくこの作品は「こうして4人はパーティーを組んで、新たな土地へと冒険の旅に出ることになりました」で終わって「続きはゲームで」になりそうだなってこと。ゲーム原作でよくあるアニメはゲームのプロローグ映像ですというパターン。以前に「禍つ」というアニメでは何も解決せずに「このままゲーム世界に続きます」という非常に視聴者をバカにしたふざけた作品があったが、本作の場合はアニメは何も始まらないままにゲーム世界に引き継ぎそうだ。

 

 

あくまでキャラアニメなのなら見るべきものもない

 となったら残るのは単なる太ももアニメか。どうも最初からライザの太ももに対する執着がやけに強くて、正直なところ見ていて少々キモいんだよな。まあキャラアニメならそういう描写もいれないという考えがあるのかもしれないが。そもそもライザのムダに太もも見せているコスチュームとか、キャラ全体のバランスから考えてやけに太めの太ももになっているバランスとか、明らかにそちら系のフェチを期待しているのは分かる。

 元々いかにもオタを狙ったようなあざといキャラデだし。私は最初見た時は「CCさくらがもう少し成長した姿?」なんて思ってしまったが。まあウケ線なのは間違いない。実際にライザの錬金術って「クロウカード!」って言いそうな雰囲気だから。さらにライザのようなお元気娘系が好みでない者のために、対極のお嬢系のクラウディアも用意してあるし。さらにはもう少しアダルトのツンデレ系リラも配置しての布陣。

 前回に少しは話を展開する気なのかと思って付き合ったが、どうやらそういう気は毛頭ないようであることが分かったので、私はこれで落ちますわ。とにかく退屈で面白くない。

 

 

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