ヒルコは倒せても熊は倒せない
100%安全水に誘われてやって来たマルとキルコですが、案の定と言うか何と言うか、それは罠だった模様。ただ待ち伏せしていたつもりの自警団の面々は謎の敵に襲撃されて瀕死。そこでキルコがそいつを動けなくしてマルタッチでトドメ・・・の予定だったようだが、マルが何やら厨二病丸出しの技名叫んだせいで・・・というわけではないが、通用しない相手(ただの熊だった)というオチか。
ところで突然話が変わるが、私は気がつけばヒロインのことをいつの間にかキリコって間違って呼んでたな。どこから間違えたっけって振り返ったら、どうやら第3話から間違えてキリコって書いてる。もう面倒臭いからわざわざ遡って直す気もないけど。それにしても考えてみたらキリコ(桐子)って名前は日本人としては自然だけど、キルコって普通はないわな。KILL子? そう言えば昔「キル・ビル」って映画があったな・・・全く関係ないけど。
結局はエロパワー全開させたマルの活躍と、キルコの射撃の腕があってどうにか撃退したが・・・。それにしてもあの高さから飛び降りて骨折とかしないってのは、マルはともかくキルコの身体能力も半端ないな。あれは大人なら十分死ねる高さです。
で、2人は逞しくホテル王を目指しているトトリの元で宿泊するものの、マルがキルコに迫ったと思えばトトリに邪魔されて、今度はマルがトトリに迫られるというドタバタ。しかしこの時、熊には入れなかったマルが、トトリには入ってしまったようであるが。もしかしてトトリも天国出身というオチか? トトリの中に仕組まれたヒルコの細胞に反応したという気配がある。
それにしてもマルを色仕掛けでたらし込んだキルコであるが、どうも中身は男と言いながら、最近のマルへの対応を見ていると身体の性に大分引っ張られてきているような雰囲気もある。なお無粋を承知で科学的なことを言えば、キルコの身体の年齢から考えて、もう第二次性徴は終わっているかもしれないが、まだまだ女性として成熟するために女性ホルモンがバンバン出ている時期だと思うから、それに脳が影響を受けるってことはあり得るんだよな。実際のところ、脳の性認識は発生過程や成長過程において性ホルモンの影響をかなり受けて形成されるとされているから、第二次性徴が完全に終わっていなかった状態の脳がキルコの身体に移植されたんだったら、そこからかなり女寄りに感覚がズレていくってことはあり得るように思われる。
一方の天国の方では何やらトキオとコナが怪しい関係に。えっ、トキオって少女だったの? 完全にマルと一卵性双生児だと思ってたんだが。となったらいよいよ彼らは仕組まれた子供たちって感じがプンプンだな。まあ元々天国の子供たちって、皆かなり中性的だが。
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