今回はセツ君はお休みです
今回は「舞台代わって、その頃夕陽は・・・」っていうお話。確かにヒロインポジションで登場しているのだが、第1話で放り出されてそれっきり存在しないことになってしまっていましたから、一応はこの辺りでフォローを入れとかないと、後々再登場したときに「誰?」ってなるからってとこだろう。
まあそれはどうでも良いんだが、その内容があまりに定型的というか、ありきたりというか。そもそも夕陽のヒロイン設定自体が主人公の幼なじみの女の子で、そのまま主人公に惚れているという超ありきたり設定だから、そこから極めてパターン通りのキャラクターになってしまって、今回なんてものの見事にパターン通りの展開をしている。
セツの役に立ちたいという思いから、健気で必死に魔法修行に励んで魔法は一応使えるレベルに。しかし実戦を経験するとなるとまだ心構えが・・・で、結局のところは「殺しはしない覚悟」を決めたと。まあ分かるけど、それって戦闘能力奪って半殺しで放置するってことなんで、考えようによってはあっさりとトドメ刺すよりもむごい場合も・・・。あの半殺しにしたモンスター、あそこから再生できるだけのしぶとさがあるんなら良いですけど、そうでなけば無駄に苦しめただけのようにも思えるのだが。
で、彼女の最大の課題はと言うと、既にセツの回りには半端でない数のヒロインがワラワラとポジション争いをしているのだが、その中でアドバンテージを持つことが出来るかという話。キャラ設定的にはあからさまに正ヒロインキャラですが、それだけにありきたりすぎて視聴者の側からは魅力を感じないキャラだよな。まあこの手の作品に必ず登場する典型的な「都合良すぎる女の子」ですな。私の年代の元ゲームオタなどなら、俗に「真宮寺さくら」などと言ったりします。
ちなみにあの作品、ヒロインが全員妙にアクの強さがあるので、私はあの作品自体は結構好きだったにも関わらず(実は大昔「サクラ咲く庭」ってHPも作ってました)、結局はヒロインの中には推しがおらず、私の推しは脇役である帝劇3人娘の榊原由里だったんですが。うーん、また本筋からそれまくった与太話になってしまった。
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