白鷺館アニメ棟

放送中のアニメ作品について、アニメファン歴50年以上という鷺が軽いツッコミを交えて与太話

神無き世界のカミサマ活動 第4話

神無き世界にゾロゾロ現れる神を冠した者達

 どうやら村を徹底的に現代化して、現世利益を訴えることで教団を拡大か。まあそれでも信徒の人数が村の人口を超えることは出来ないから、max2000人程度なんだが。本来ならもう少し時間的余裕があったら、他の周囲のカクリ村も取り込むことを目論んでいたんだろうけど。

     
原作コミックがあるようです

 しかしそこに現れるのが、帝国の中枢戦力であるアルコーンの一人のアータル。ミタマが立ち向かうものの、やはり信者2000人程度の神の力では及ばず・・・って話のようです。ただこの世界、神なる存在はいないようなんだが、どうも皇帝ってのが実質的な唯一神のような雰囲気なんだよな。何やら万物を創生したみたいな雰囲気のことを言っていたし。

 

 

 で、アルコーンってギリシアでの偽神のことで、世俗権力者の意味でもあるとwikiにはあるな。なおアータルってのもゾロアスター教の火の神なんだよな。こういうネーミングは意図的に用いているような気もする。要はこの世界はこちらの世界と同じ意味での神は存在しないが、それに匹敵するような別の概念は存在すると。皇帝=神という意味なら、古代社会においては神の意志の元で生け贄を捧げるなんてことは普通に存在しているし。

 そしてミタマがアータルに敗れて、いよいよカクリの村も全滅かというところで現れるのがロキですか。これは調べるまでもない超有名な北欧神話最大の曲者ですな。ものによってはハッキリと「邪神」って書いてあるものさえあるぐらい。とにかく一筋縄でいかない神なんだが、これがクレンとして前々から村に潜んでいたと。まあロキの声を聞いたときに緒方恵美だなってのはすぐに分かったが、いちいちクレンと結びつけてなかったわ(笑)。征人とミカドの能力に目をつけて、自らの計画に利用するために監視していたってか。まあ北欧神話最大のトリックスターたるロキには相応しいわな。

 というわけでとりあえずストーリーが転がり始めたようです。このまま与太話ばっかり続いていたら早晩オチると感じてたから、これは幸い。ところで最終的にはこの作品、唯一神をぶっ倒して宗教改革する話になるんでしょうか?

 

 

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