マッシュル-MASHLE- 第1話「マッシュ・バーンデッドと鍛え抜かれた筋肉」
うーん、独特の作品だな。誰もが魔法を使えるという魔法万能社会で、魔法を使えない劣等種族として生まれたマッシュが、その超筋肉パワーで魔法を粉砕していく話か。どんな強力魔法でもグーパでハエでも叩き落とすように叩き落としたり弾き飛ばすのが大笑いだが、妙な爽快感があるのは事実である。
独得と言えば、かなり独得のクセ絵をそのままアニメにした画面も独得だな。最初から等身とかデッサンに狂いというか妙なクセがあるので違和感の強い画風(端的に言えば私は嫌いな絵だ)だが、それ故に逆にインパクトが強いというところもある。妙に簡素な描線といい、ある意味では今時のCG作画対応型なんだろうか。
で、その筋肉馬鹿のマッシュが、ふとした思惑から選りに選って魔法学園に入学して頂点を目指すとのことなんだが、魔法が全く使えないのにすべての魔法をグーパで吹っ飛ばして頂点目指す訳か。そんなこと可能なのか?と普通は思うところだが、まあこの作品は普通ではないんだろう。その普通でないのがどういう突き抜け方をするか。その辺りが今後の見所ではある。
正直なところ見事なまで世間の常識が無くて飄々とした主人公とか、魔法を次々とグーパだけで吹っ飛ばす豪快なまでの出鱈目さに結構笑わされました。どういう展開するのかが分からんのだが、一応はしばしチェックか。ジャンプ漫画的な単なる戦い話になるというのが一番あり得る展開で、そうなったら一番つまらないので私は早晩落ちる可能性があるが、とりあえずは様子を見るか。
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