8人目を描く・・・は良いが、前話と矛盾してないか?
不可能任務は存在しないことになっていた8人目のエルナの活躍で無事に達成。ここで振り返って、訓練時代の話になり、彼女の葛藤とメンバーに溶け込んでいく過程を紹介・・・。
ってのは良いんだが、確か前回の時に「館内には盗聴器が仕掛けられているのは分かっていたから、8人目はあくまで存在していないように振る舞っていた」ということをストーリー最大の仕掛けにしていたのに、今回ではもろに「8人目が存在している」扱いやないか。屋敷内でももろに話しかけているし。
そして例によって話自体には仕掛けはあるんだが、相も変わらずかなりご都合主義なんだよな。仕掛けはあっても謎はないし、どんでん返しと言ってもあまりにご都合主義なんで「やられた」とか「驚いた」ってのなく、「えっ?こう持ってくの?無茶な・・・」ってのばっかり。ストーリーに強引さを感じて納得性は皆無だな。その挙げ句にこの8人目の能力が「そんなバカな」って能力だし。ハッキリ言ってこれだったら何でもありになる。ご都合主義がさらに炸裂しそうでこれ以降の展開が・・・。
と言うわけでストーリー展開に雑さが出てきたら、結局のところ美少女ワラワラものって意味しかなくなってくるんだよな・・・。こりゃ本作はこれで落ちたかな。
前話はこちら