作戦自体は単純だが、ストーリーには仕掛けがある
いきなり不可能任務の話になってましたが、やはり作戦自体は話の主眼にはなってませんでしたね。潜入はあっさりと成功して、主眼はクラウスの師匠だった裏切り者との戦い。何かこの作品のスパイって、スパイって割には特に策がなく正面から力押しばっかりのような印象を受ける。スパイって言うよりも特殊戦闘員。
で、スパイ工作自体が単純な分、一応ストーリーの方に仕掛けを作ってましたか。7人だと思わせていたメンバーが実は8人目がいたと。なるほど、教官とのやりとりを最小限にしていきなり作戦に入った理由が良く分かる。このトリック、小説では使いやすいので今まで何度か使われた例があるのだが(読者が認識できないキャラが一人潜んでいたというパターン)、アニメでやるとそこのところ誤魔化しきれなくなるから、エピソードを最小限にするしかない。
なるほど、やっぱりこういうストーリー上の仕掛けの方をメインにする作品だという位置づけは分かりました。第1話も同様の仕掛けをしていたので。もっとも共にかなりご都合主義的な仕掛けってところが気になると言えば気になります。一応は単に美少女ワラワラのバトルものってわけでもないってことですか。一応しばしチェック続けようかという気にはなりますね。
とは言うものの、目下のところはやはり個々のキャラが弱いって点はまだ解消してないんですよね。8人に増えたことでいよいよ個体識別も難しくなってきた。
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