白鷺館アニメ棟

放送中のアニメ作品について、アニメファン歴50年以上という鷺が軽いツッコミを交えて与太話

英雄王、武を極めるため転生す 第3話「王都への旅立ち」

何か力技ですべて解決しちゃいました

 前話終盤にいきなり乱入してきたレオンは、どうやら反政府テロリストの仲間入りしたようです。軽いキャラに見せかけていましたが、根っこでは今の世の中の矛盾や聖騎士団のあり方に対する不満などを募らせていた模様。こういう奴をネクラという。どうも今はネクラと言えば「根っこから暗い奴」というイメージがあるが、本来は「表面的にはチャラチャラと明るくしているけど、実は根っこは暗い奴」という意味だった。

     
原作はコミックが出てます

 で、哀れラーアル君は、彼に一服盛られてモンスターになっちまったようです。これでイングリスは何の心置きもなくラーアルを抹殺することが可能。あれま、権力の問題云々を強引に力技で解決してしまったわ。これってイングリスにしたら結果オーライ、むしろレオンに感謝だな。中のオッサンは根っからのバトルジャンキーなものだから、一番の満足展開だな。しかも変に表に出たくないものだから、モンスター討伐はエリスがやったことにして面倒は全て押し付けてしまっている。まあ強引すぎるというか見事なまでのご都合主義だが、まあギリで許容範囲内か。

 

 

そして後半は次のエピソードへ

 何やら過去の怨念を引きずって再登場したラーアル君はあっさりと退場で、後半はいきなりまた数年経って次のエピソードに。どうも展開を急ぐ作品だな。まあ主人公がある程度まで成長しないと話が動かないのは分かるが。

 15歳になったイングリスとラフィニアがアカデミー入学のために旅立つが、飯代だけで数日で旅費を食いつぶしそうになったので、資金調達に助っ人話を引きうけるという話。どうやら腐敗しきってリストラされた元騎士連中が、徒党を組んで反社組織になっているからそれを討伐して欲しいってことらしい。しかし相手の仲間?にまたもハイラル・メナスが登場とのことで、バトルジャンキーのイングリスはウハウハです。しかしなんでハイラル・メナスが悪党に荷担してるんだ? それともあの領主、何か裏があるのか? まあその辺りは次回だろうか。そもそもハイランダーって何なんだってのがこれからの話の主題で、場合によってはイングリスはハイランダーを倒す側に回る展開もあり得る。もっとも単なるバトルジャンキーなので、ハイランダーも反政府テロリストもまとめてぶっ飛ばしそうだが。

 

 

前話はこちら

anime.ksagi.work