白鷺館アニメ棟

放送中のアニメ作品について、アニメファン歴50年以上という鷺が軽いツッコミを交えて与太話

ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか 第14話「友」

 ベルの方は深手を負ったリューと共に話の方はあまり進展なし。進展があったのはリリ達の方のようです。キングギドラの火焔で完全に春姫がやられたと思って怒りの突撃をするアイシャや桜花だがかなり分が悪い。しかしそこで水没して魚の餌になり掛かっていた命の自爆寸前の大技が炸裂。重力コントロールでモンスターを抑えつけ、そこにまさかの春姫復活で起死回生の一発なかなか格好良いです。ただレベルブースとしてのアイシャの一撃はともかくとして、重力コントロール下での桜花の重たい一撃は、確かにキングギドラの首をすっ飛ばすには良いが、その後落下した桜花は自爆しちまうような気もするんだが。

     
人気のラノベのシリーズです

 で、何とか階層主を退治した彼らは、24階層に上るか26階層に向かうかの選択を求められる。ここで今までオロオロしているだけでほとんど役に立っていないカサンドラが、ようやく予言の意味を解釈して26階層に向かうことを主張。しかし毎度のようにダフネはカサンドラの言葉を信じない。まあ元々神話に登場するカサンドラは予言の力を持っていたが、アポロンから「その予言を誰も信じない」という呪いをかけられているんで、それにちなんでいる展開とも言えます。しかし今回はいつになく強行に主張するカサンドラの姿にダフネも打たれたのか今回は従うことを決定。他の面々のそれに付いていくことに。もっとも他の連中も皆、ベルを見捨てて上層に向かうということに対する抵抗もあったから、それがこの選択を後押ししたところもありそうだが。

 とは言うものの、ベル達は深層に落ちてしまっているから、実際はベルよりもレベルが低くて既にズタボロのこの連中が駆けつけても大きな助けになるとも思えないですね。実のところは現在編成されている援軍待ちというところでしょうか。どうやら引退者も含めてのかなりの実力者をかき集めていたようですから。リューは自分の命を捨ててベルを助けるつもりだが、まずベルはそれを許さないだろう。それでリューが最終的にベルにグラッとくるという展開か。

 

 

次話はこちら

anime.ksagi.work

前話はこちら

anime.ksagi.work