冰剣の魔術師が世界を統べる 第1話「世界最強の魔術師である少年は、演習を開始する」
相変わらずお約束のコテコテパターンを突っ走っている。ところで本作、Amazonの試し読みで原作コミックを少し読んだんだが、アニメ版は少し変化させているところがあるようですね。原作にはクラリスが登場しておらず、その分アメリアのツンデレ属性を強めている感じ。アニメではツンデレ属性をクラリスに持って行っている分、アメリアの性格がお嬢属性が強い設定になっている。
まあアニメの場合は様々なヒロインが出た方が受けるだろうという考えだろうな。そもそもTBS系のアニメって、昔からヒロインワラワラものが多いし。ただそうなったおかげで、演習の際にクラリスがいないことになってしまっている。本当ならパーティーに加わっても良い存在のはずだが。また彼女とアメリアとかとの関わりはどう扱うんだろう。
で、前半は環境調査部と園芸部の掛け持ちのドタバタです。ちなみに原作の方には両部は対立関係にあり、それを取り持つのにレイが奔走するっていうエピソードが入っているのですが、アニメでは本筋には無関係とバッサリ切っている模様。まあそれでも問題ないですが。というか、そもそもこの部活動の話自体が本来はまるまる無駄です。
部活動の話を前半に押し込んで、後半は演習の話になってましたが、レイはどうやらキャンプ経験どころか実戦の経験があるようなので実は無双という話。あの貴族主義に取り憑かれていたガチガチの差別主義者のパーティーが危機に瀕しているところを助けるなんてのはお約束中のお約束だわ。
まあこれからレイの過去も絡めてストーリーをひねってくるんだと思うが、基本的にヒロインワラワラのハーレムものの路線からはみ出してないわな。正直なところ既に退屈してきた。
Buddy Daddies 第2話「THE KISS OF DEATH」
全くお約束通りにミリに振り回される二人って話になってきたな。ミリって物怖じしないというか大胆というか、あまりに奔放すぎてウザさ寸前の領域。ミリに振り回される二人の姿をドタバタで楽しく描けている内は良いが、あまりやり過ぎるとミリがウザキャラになる可能性もなきにしもあらず。それが本作の一番の不安要因かな。
で、結局はそのミリの乱入のせいで仕事に失敗してしまったようです。零の戦闘能力見ていたら、実際にはターゲットを殺害するだけだったら正面から押し入っても可能なようですが、それだといろいろと問題があるのでしょう。もっとも彼らの後を受けたらしき物騒な奴は完全に正面から押し入ったようですが。
まあ漫才コンビのような一騎と零の関係にミリが絡んでのドタバタは楽しいし、アクションもそれなりに決まってます。正直潜入作戦にもう少しひねりがあっても良いような気はしますが。もっとも今後は人間ドラマの方が中心になっていきそうな気配はあります。既に一騎には父性が存在しているようですが、その内に振り回されまくっている零にも父性が目覚めてきて奇妙なことになってくるという展開が今から予測できます。
ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか 第13話「犠牲」
かなりの緊迫展開を続けているようです。ベルの方は深手を負ったリューと共に深層から必死の脱出中。しかし深層のモンスターが強すぎて、スピードファイターのベルが既にスピードで負けているんだから、こりゃまともに勝てる可能性はなし。結局はファイアボルトでダンジョン崩して道を塞いで逃げているパターンばかり。ただどう考えてもあのジャガーノートとは雌雄を決する必要がありそうなんだが、ベルが突然覚醒でもしない限り普通は勝算なさそう。
一方のリリ達は突然現れたキングギドラに大苦戦中。大分追い詰めたと思えば、形勢逆転の竜の滝登りからのダイブでパーティー瀕死です。命なんか水中に放り出されて巨大ピラニアの餌になりかかってましたが・・・。昔から鯉が滝登りを果たしたら竜になると言われてるんですが、竜が滝登りしたら何になるんでしょう? 水中の敵を倒すってのはかなり困難ですが、強力な電撃呪文を持っている魔法使いっていないんですかね。そう言えばこの作品って、炎と氷の呪文はよく出てくるけど、電撃呪文ってあまり見た記憶がない。
一行の危機を聞いた地上の方でも救助隊を編成する模様。恐らく今は一線を退いているベテランとかを集めてってことになるんでしょう。たださすがにキャラが増えすぎてもうこっちも把握できなくなってきた。
動きが激しくなってくるにつれて、多元中継のような内容になってきました。おかげでストーリーが進まねえなという印象が強いな。ちょっとしんどい。
前話はこちら
