白鷺館アニメ棟

放送中のアニメ作品について、アニメファン歴50年以上という鷺が軽いツッコミを交えて与太話

転生したら剣でした 第12話「旅立つフランはワクワクでした」

とりあえず大団円

 まだ蜘蛛女との対決が残ってるんですが、事実上前回がクライマックスだったので、今話は締めのための段取りのようなものですね。親玉との決戦と言っても、師匠と合流したフランやA級冒険者のアマンダにとって、あの程度の奴はさしたる障害ではない。

   
原作はラノベですか

 まあ師匠とフランは魔石ゲットしてスキル獲得のつもりだったのが、逆上したアマンダが相手を丸ごとぶっ飛ばしてしまって魔石はフイになるというオチはあったが、まあ戦い自体は何の危なげも無い一方的なものでした。「ヴォルテッカー!!」だもんな。テッカマンかと思ったわ(笑)。この作品って最初から、主人公が無双しすぎていて戦いが殲滅戦ばかりになっちまうんだよな。戦いに戦略的要素が出てきたのって、グレーターデーモンを倒した時ぐらいだ。

 情報としてはアマンダはフランの両親を知っていて、彼らの命を守るために冒険者にはさせたくなくて戦闘技術を教えなかったんだが、結局彼らは勝手に出て行ってしまって冒険の最中に命を落としたということか。それでアマンダはそういうことになるんだったら戦闘技術を仕込んでおけば良かったと後悔していると。だからフランには稽古をつけたというわけのようで。

 

 

で、第二期に続くって

 結局はダンジョンをクリアしてフラン達は次の町へと向かうことに。それを見送る馴染みの面々というお約束の美しい場面です。あのツッパリが素直ではないがフランに対して感謝しているなんて言うのはもうお約束のお約束ですな。あの熱血鬼人教官なんてまさにああいうキャラだし。まあこの作品、キャラについては定型的ではあるもののそれなりに上手く描けているとは思う。

 そして作品は第二期に続くってか。まあ確かにまだ何も始まっていないし何も終わってないからな。とりあえず第二期の核になりそうな伏線はキチンと張ってたな。もっともこの作品ってわざわざ第二期作るほどの作品でもないんだが・・・。まあなろう系からまた同じようなパターンの作品引っ張ってくるよりは、この作品の第二期作っている方がマシか。とにかくなろう系のオワコン感って半端ないから。それをヒシヒシと感じさせられたのが今期だったな。結局は何だかんだで最後まで完走したなろう系って本作だけだったもんな。

 で、早速第二期のつなぎとして、エウレカセブンよろしく剣に乗っかって空中サーフィンしていたフラン達が墜落したところに現れた怪しい人物。この人物もストーリーにかむんだろうけど、まあそれは第二期のお楽しみってことか。

 

 

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