アーニャ、ロイドの勤務先へ
アーニャの宿題でロイドが勤務しているバーリント総合病院を訪問というドタバタ。それにしてもヨルさんの自分の仕事の紹介ってのがぶっ飛んでいていかにもこの作品らしい。しかしなぜ市役所の仕事でなくて、そっちを思い浮かべる。
ロイドは精神科医として勤務ってことになっているが、何かかにかで任務のために抜けるから、そこのところがフォローできるように仕込みがあるってことか。それにしてもアーニャがロイドのスパイとしての仕事の方にばかり興味があるってのがいかにも。秘密通路と聞いて例の「ワクワク」は良いが、足が挟まって大変なことに。それにしてもあの時のアーニャがすごい顔してるな。ほとんど他の作品になってる。結局アーニャのドタバタは心霊現象にされてしまったが、あそこで「天井裏でネズミでも走っているのか?」にならないのは発想が日本人と違うってとこか。
で、箱庭の「カオス!!」が爆笑した。アーニャは慌てて箱ごとぶち込んだだけなのだが、そこからくそ真面目に意味を読み取ろうとするロイド。彼は有能なスパイなのだが、そのくそ真面目さがいろいろとネタになっている。結局くそ真面目すぎるからアーニャの行動が全く読めずに振り回されている。その辺り、むしろモジャモジャことフランキーの方がアーニャの考えることが分かっているような気も。
そしてこの病院に組織の連絡員がいましたが、彼女が次回、次々回辺りに深く絡んでくるんですよね。この辺りも伏線。
後半は暗号の話
スパイアニメに影響を受けてアーニャが暗号を作ろうとしたが、そもそもアーニャの書いた文字自体がロイドにとっては解読不能の暗号だったと・・・私も滅茶苦茶悪筆なものだから、よく同じようなこと言われたわ。ちなみに自分が書いた文字でさえ、1年経ったら何書いているのか分からなかった(笑)。
あちこちに暗号を配ったアーニャですが、結局はその暗号を解いたのはモジャモジャだけだったか。やっぱり思考的にアーニャと一番バランスが取れているのはフランキーだわな。で、当のアーニャは目覚まし無視して爆睡中と言うことで、フランキー君は延々待ちぼうけを食らわされるわけか。彼って、振られる話ばかりだな。
というわけで相も変わらず本作は絶好調ですね。アニメとしての演出もパシッと決まっているから、原作読んでいても新たに楽しめるんだよな。本当にこのアニメはよく作ってるわ。もう今期は本作の独走・・・というよりも他にまともな作品がほとんどない。「農民関連」もとうとう落ちたし、「転生したら剣」も既にカウント8ぐらい。急に復帰した「異世界おじさん」も相変わらず微妙なところだし。下手すると今期は、本作と後宮の烏ぐらいしか残らんぞ。
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